高橋克典「やるときはやらなきゃダメ」…非道の君主討つ「十三人の刺客」リメイク

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 昭和の傑作時代劇「十三人の刺客」をNHKがリメイクする。残虐な藩主暗殺のために密命を受けた侍たちが乱舞する大型チャンバラ劇。主人公(中村芝翫(しかん)=55)の敵役を演じた高橋克典(55)は記者会見で、作品のメッセージを「理不尽は討つ。やるときはやらなきゃダメってこと。今の時代にもあてはまる」とズバリ言い当てた。

集められた13人の刺客たち
集められた13人の刺客たち

 1963年公開の「十三人の刺客」(工藤栄一監督)は、主演の片岡千恵蔵らによる敵味方入り乱れての殺陣シーンが集団抗争劇として高く評価され、その後も映画やテレビ、舞台でリメイクされてきた。NHKは今回、名作のリバイバル企画を広く募集し、制作にこぎつけたのが本作だ。

 幕末、将軍の弟である明石藩主の松平斉継(なりつぐ)(渡辺大)は、暴虐の限りを尽くしていたが、老中就任が内定しており、幕閣も処罰できずにいた。そこで筆頭老中(里見浩太朗)は、剣豪の御目付役・島田新左衛門(芝翫)に斉継暗殺を指示。新左衛門は自らを含む13人の刺客を組み、参勤交代から帰国する藩主一行を中山道で奇襲しようとする。

かつて剣の腕を競い合った新左衛門(芝翫、右)と半兵衛(高橋)
かつて剣の腕を競い合った新左衛門(芝翫、右)と半兵衛(高橋)

 だが、計画は斉継の側用人で策士の鬼頭半兵衛(高橋)に察知され頓挫する。半兵衛は新左衛門の竹馬の友で、かつては剣の好敵手でもあった。新左衛門は作戦を変更し、数で勝る相手を討つべく途中の落合宿を(とりで)に改造。そこにおびき寄せられた斉継一行と刺客たちによる死闘が始まる……。

「嫉妬するほどカッコよかった克典さん」

 芝翫と高橋は実際に竹馬の友だ。同じ小学校で高橋が1年上だった。「電車通学で家も近く。一緒に登下校していた。この世界では大先輩なので、今回、彼が子供の頃から培ってきたものが間近で見られて感慨深かった」と話す高橋。歌舞伎はもちろん数多くの時代劇で場数を踏む芝翫の貫禄に「体重30キロ増で臨みたかった。恰幅(かっぷく)だけで差が出てしまう」と頭をかいた。

実際に「竹馬の友」だった芝翫(右)と高橋
実際に「竹馬の友」だった芝翫(右)と高橋

 他方、芝翫は「子供の頃から克典さんに嫉妬していた。カッコよくて後光が差しており、それが今も全然変わらない。父からは『役の匂いがしなきゃダメだよ』とよく言われたが、克典さんは半兵衛の匂いがぷんとする感じがあった」と振り返る。

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1645018 0 エンタメ・文化 2020/11/22 09:25:00 2020/11/22 09:25:00 2020/11/22 09:25:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/11/20201118-OYT1I50051-T.jpg?type=thumbnail

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