「お~ま~え~は、ア~ホ~か~」横山ホットブラザーズの横山アキラさん死去…88歳
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音曲漫才の兄弟トリオ「横山ホットブラザーズ」のリーダー、横山アキラ(よこやま・あきら、本名・横山彰=よこやま・あきら)さんが9日、腎不全で死去した。88歳だった。告別式は近親者で済ませた。
大型ノコギリで、「お~ま~え~は、ア~ホ~か~」と奏でるギャグは一世を
大阪市出身。クラシック音楽家から漫才師に転向した父親の影響を受け、1952年に家族らで「横山ホットブラザーズ」を結成。75年の父の引退後にリーダーとなり、アコーディオンのマコトさん(86)、エレキギターのセツオさん(74)の3兄弟で演歌やポップスなどの音楽に笑いをまぶした。
文化庁芸術祭賞大賞、上方漫才大賞を受賞。上方漫才の発展に貢献したとして2017年には大阪市無形文化財にも指定された。前年の16年に大阪・なんばグランド花月に出演したのが最後の舞台となった。