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「鬼滅」ヒットの恩恵、郊外書店の売り上げが好調…出版物販売金額の減少幅縮小

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コロナ禍で本を読む人が増えたと実感する高畑さん(左)。感染拡大予防のためのビニール越しに接客する(23日、東京都杉並区で)=武田裕藝撮影
コロナ禍で本を読む人が増えたと実感する高畑さん(左)。感染拡大予防のためのビニール越しに接客する(23日、東京都杉並区で)=武田裕藝撮影

 出版科学研究所は25日、2020年の紙の出版物の推定販売金額が1兆2100億円台になり、前年比2%程度の微減にとどまる見込みだと発表した。「鬼滅きめつやいば」のヒットの恩恵を受けているコミックスや郊外の書店の売り上げが好調で、コロナ禍にもかかわらず、減少幅が大きく改善される見通しだという。

 同研究所によると、2020年1~11月の紙の書籍・雑誌の推定販売金額は、約1兆1000億円。前年同期比1・9%減だった。年間でも約2%減を見込み、4・3%減だった19年から減少幅が縮小しそうだ。

 このうち書籍は今春の学校の一斉休校などに伴い、学習図鑑や読み物などの児童書が前年比5%増の見込み。家庭学習用にドリル類の需要が高まり、小学生向けの学習参考書は同40%増を記録しそうだという。

 コミックスを含む雑誌は読者離れが続く週刊誌が1~11月の前年同期比8・5%減と苦戦しているが、「鬼滅の刃」のヒットでコミックスは大幅増となる見通しだ。

 コロナ禍で多くの人が繁華街への外出を控え、街中の書店の重要性が見直された。大手出版取次トーハンの書店立地別売り上げデータでは、緊急事態宣言が出た4月には郊外や住宅地、商店街は1~2割ほど増加し解除後も売り上げは堅調という。

 東京都杉並区の商店街にある秀文堂書店では、緊急事態宣言下の4~5月に児童向けドリル類の売り上げが昨年より20%ほど増え、大人向けの塗り絵なども普段の倍近く売れた。

 店主の高畑剛さん(56)は「何年も縮小傾向だった年間の売り上げも全体で5%ほど伸びそうだ。時間があれば本を読みたい人が多いことを実感した」と語る。

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1730916 0 エンタメ・文化 2020/12/25 20:15:00 2020/12/25 20:53:59 2020/12/25 20:53:59 コロナ禍で本を読む人が増えたと実感する高畑さん(左)。感染拡大予防のためのビニール越しに接客する(23日、東京都杉並区で)=武田裕藝撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201225-OYT1I50069-T.jpg?type=thumbnail

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