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お笑いの「世代」論、発端は80年代後半の「第3世代」…分類方法を考える

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ラリー遠田さん
ラリー遠田さん

◆お笑い評論家 ラリー遠田さん

 「お笑い第7世代」の登場を機に芸人の「世代論」が話題だ。元々、ウッチャンナンチャンらが世に出た1980年代後半、演劇界の例えを応用し、若手を「お笑い第3世代」と呼び始めたのが発端とされる。

 もちろん分け方に決まった定義はない。デビュー年、売れた順なども考えられるが、提唱したいのは、生年で分ける方法だ。第2は「団塊」、第3は「新人類」、第6は「氷河期」など、社会的な世代論と突き合わせることも出来る。

 お笑いの世代分けは、影響力の強いテレビに彼らがどう向き合ってきたのか、その歴史をたどる試みとも言える。第1が、テレビという「新大陸」で試行錯誤してテレビ的な笑いを作り、第2、第3でテレビの笑いが最先端となり、フジテレビの番組が全盛となった。ダウンタウンらの活躍を見て育ち、芸人を志したのが第4と第5だ。芸人が飽和状態となった第6では、若い頃から司会業や創作の分野に活躍の場を求める例も増えた。

 2018年に「キングオブコント」でハナコ、「M―1グランプリ」で霜降り明星が優勝。霜降りのせいやがラジオで自分らを称した「第7世代」という言葉も一躍注目を集めた。

 第7は「テレビ絶対主義」が揺らいだ世代。霜降りはYouTubeでもネタを初披露する。博多華丸・大吉は「THE MANZAI」で優勝した14年、「ユーチューバーになりたい」というネタで笑いを取った。時代の空気がまるで違う。

 第7はテレビでしか出来ない面白いこともやり、出来ない表現は「次の星」で目指す。競争は激しいが、お笑い界を支えていく彼らの今後に期待したい。(談)

     ◆

 ◇らりー・とおだ 1979年、名古屋市生まれ。東京大文学部卒。テレビ番組制作会社を経てフリーライター。著書に「この芸人を見よ!1・2」「教養としての平成お笑い史」など。

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1763561 0 エンタメ・文化 2021/01/12 11:04:00 2021/01/12 16:03:15 2021/01/12 16:03:15 お笑い評論家のラリー遠田さん。2021年1月1日朝刊第2部「元日第2部 第7世代 笑タイム」掲載。外部著作権。らりー・とおだ…1979年、名古屋市生まれ。東京大文学部卒。テレビ番組制作会社を経てフリーライター。著書に「この芸人を見よ!1・2」「教養としての平成お笑い史」など。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210109-OYT1I50056-T.jpg?type=thumbnail

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