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レコードの人気復活、10年で生産枚数10倍

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[New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「レコード」。

最新スポットに中古レコード店続々

 レコードの人気が復活している。音楽を聴くメディアの主役の座をCDに奪われたのは、30年以上も前のこと。ところがここ10年、生産量が右肩上がりで、大規模店やオシャレなショップも続々とオープンしているのだ。

 ここ1年で、駅周辺が劇的に変化した東京・渋谷。昨年7月開業の公園、商業施設、ホテルが一体となった「ミヤシタパーク」では、ファッションやグルメの人気店が軒を連ねる中、中古レコード店「フェイスレコード」の存在が異彩を放つ。大きなジャケットが並ぶ店舗に、思わず足を止める客の姿も見てとれる。同店は施設全体で流すBGMの選曲も託されている。

 2019年3月には、阪急メンズ東京(東京・有楽町)に「ギンザレコード」がオープン。同11月に新装した渋谷パルコには、レコード店のみならず、レコードを流すカフェもできた。つまり、レコードが、新たな商業施設の呼び物となってきているのだ。これは数年前から顕在化してきたレコード復活の流れの中でも、新局面と言っていい。

米国発

 2010年、国内におけるレコードの生産枚数は約10万枚だった。それが15年には60万枚を超え、19年は約120万枚になった。一方のCDは右肩下がりに歯止めがかからない。もっとも、その生産枚数はいまだ約1億3000万枚(19年)もあり、ケタは二つも違う。米国では、昨年上半期のレコードの売り上げが1980年代以降で初めてCDを上回ったと話題になったが、事情はだいぶ異なる。

 とはいえ、レコード再評価の流れは米国発のもの。2008年に始まったレコード店支援の祭典「レコードストア・デイ」(4月第3土曜日)が一つの契機になっている。日本は12年に本格的に参加。このイベントに合わせて発売されるレコードは昨年は100作品まで増加し、さらに15年から始まった日本独自の祭典「レコードの日」(11月3日)にも110作品が出た。

 こうしたキャンペーンに呼応するように、都心で初心者に優しいレコード店が増えたことは大きい。起爆剤になったのが14年にオープンした「HMVレコードショップ渋谷」で、1万円程度のレコードプレーヤーも取りそろえ、レコード生活を始めやすい環境を整えた。業界最大手の「タワーレコード」も、初のレコード専門店を19年3月に、新宿店10階のワンフロアを使った広いスペースで開いた。青木太一店長は「狭くて暗いレコード店のイメージを変え、若い人も気軽に立ち寄れるよう明るく探しやすい空間にした」と話す。

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1762677 0 エンタメ・文化 2021/01/12 05:00:00 2021/01/27 02:30:02 2021/01/27 02:30:02 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210111-OYT1I50049-T.jpg?type=thumbnail

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