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国宝級イケメン・吉沢亮、「新1万円札の男」役にエネルギー発散しまくり

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 NHK大河ドラマ60作目となる今年の「青天を()け」は、「日本資本主義の父」と言われる実業家、渋沢栄一が主人公だ。新1万円札の肖像に決まったことでも話題の人物を、端正な容姿から「国宝級イケメン」とも呼ばれる吉沢亮(26)が演じる。

 「大河ドラマの主演は、役者人生の中で特別なことであり、『次は何をやればいいんだ』っていうほどの大役。自分の代表作と呼ばれるように、丁寧に演じていきたい」と意気込む。

 日ごろから、じっくり演技に打ち込みたいとの思いは強く、出演作をぐっと絞った時期もあった。それだけに、1年以上かけて一人の人物を演じる大河ドラマは、「いつかは出たいな」と思い続けたものだった。

 序盤では、自身の年齢のちょうど半分に当たる13歳の栄一を演じる。「もちろん(少年の未成熟さを)意識する部分もありますが、若さを見せるより、その年齢特有の力強さをちゃんと見せたい」。実際の栄一は91歳まで生きた。幾歳まで演じるかはまだ知らされていないが、経験したことのない長丁場の撮影に臨むことにはちがいない。

 「栄一について勉強はしていますが、役を固めすぎると、予想もしないところで転びそうな気がします。脚本に書かれた感情の流れに沿い、役というフィルターを通して自分の感情を素直に出す。それが芝居なのかなと思います」

 役と自分の感情を重ねて演じているというが、性格的には栄一とは似ていないという。ただ、見習いたい部分は多くあり、「利益を追求しても、その中に道徳がないと成立しないという考え方などはすばらしい」と話す。

 演じていて印象深く感じるのは、どんなに年上の人にも、どんなに身分の高い人にも、自分が正しいと思うことをはっきりと訴える栄一の姿だという。「本作の栄一は、今までの僕のイメージにない役柄だと思います。ここまで裏表のない役はやったことがなかったので、すごく新鮮です」。自身の知名度を高めた役が、2019年の連続テレビ小説「なつぞら」で演じた山田天陽だ。ヒロインの初恋相手で本心をめったに明かさない天陽は、栄一とは対照的な人物といえる。

 大河の主演を20歳代が務めるのは6作ぶり。「栄一は見ていて気持ちが良い、爽快感のある男。僕もエネルギーを発散しまくっています。そんな活力のある作品で、コロナ禍で落ち込んでいる日本を勇気づけたい」と力強く語った。(文・笹島拓哉 写真・橘薫)

よしざわ・りょう

 1994年2月1日生まれ。東京都出身。2009年に所属事務所のオーディションで審査員特別賞を受賞し、デビューした。「仮面ライダーフォーゼ」(11~12年)で注目を浴び、ドラマや映画などで活躍。18年の映画「リバーズ・エッジ」で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。19年のNHK連続テレビ小説「なつぞら」では、ヒロインの幼なじみを好演した。

主人公・渋沢栄一とは……

 渋沢栄一(1840~1931年)は、近代日本経済の礎を築いた大実業家で、関与に濃淡はあるが、約500社もの企業の設立・育成に携わった。1873年には、日本初の銀行となる「第一国立銀行」(現・みずほ銀行)を開業。現在名でいえば、東京海上日動火災保険、東京電力、東京ガス、JR東海、日本郵船、キリンビールなどの大企業に関わっていた。

 渋沢は実績だけでなく、経営理念でも高く評価されている。1916年に書籍化された著書「論語と算盤(そろばん)」では、一見かけ離れた道徳(論語)と経済(算盤)は表裏一体だとする「道徳経済合一説」を唱え、これは現代に通じる考えとされる。こうした功績から、2024年をめどに刷新される新1万円札の肖像に選ばれた。

〈あらすじ〉

 天保11年(1840年)に武蔵国血洗島村(現・埼玉県深谷市)の農家に生まれた栄一(吉沢亮)は人一倍おしゃべりで、幼い頃から家業の藍玉づくりを手伝い、思わぬ商才を発揮する。

 青年期には、いとこの喜作(高良健吾)らと「尊皇攘夷(じょうい)」に傾倒、外国人襲撃を計画するも断念する。逃亡先の京で、徳川慶喜(草ナギ剛)の側近・平岡円四郎(堤真一)に助けられ、思いがけず幕臣となる。パリ渡航中に幕府が倒れ、その後も慶喜への思いを抱きつつ、明治政府の役人となり、租税や貨幣などの改革に携わる。33歳で明治政府を辞め、民間人として数多くの事業を手がけていく。

 脚本は、連続テレビ小説「あさが来た」などを担当した大森美香で、大河ドラマは初挑戦。

2月14日スタート

 放送開始は2月14日。放送中の「麒麟がくる」が、コロナ禍で制作と放送を一時休止した影響で、異例の2月スタートとなる。総合テレビは日曜午後8時から、BSプレミアムとBS4Kは同6時から放送される。

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1777436 0 エンタメ・文化 2021/01/18 09:58:00 2021/01/19 19:03:56 2021/01/19 19:03:56 NHK大河ドラマ「青天を衝け」で主人公の渋沢栄一を演じる吉沢亮。神奈川県川崎市で。2020年11月22日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210113-OYT1I50048-T.jpg?type=thumbnail

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