読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

画家の安野光雅さん死去、94歳…国際アンデルセン賞を受賞

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 空想の楽しさと詩情あふれる絵本や風景画で親しまれた、画家で文化功労者の安野光雅(あんの・みつまさ)さんが昨年12月24日、肝硬変で亡くなった。94歳だった。

安野光雅さん(2018年撮影)
安野光雅さん(2018年撮影)

 島根県津和野町出身。戦後、山口県徳山市(現・周南市)で小学校の代用教員になり、上京して美術教員を経て、1961年に画家として独立した。68年、絵本「ふしぎなえ」でデビュー。「ABCの本」「あいうえおの本」など視覚トリックや知的な遊び心に満ちた絵本を次々に刊行し、その独創的な絵画表現で幅広い人気を集めた。

「ふしぎなえ」(c)空想工房 提供 安野光雅美術館
「ふしぎなえ」(c)空想工房 提供 安野光雅美術館

 作品は海外でも出版され、84年には児童文学のノーベル賞といわれる国際アンデルセン賞を受賞。世界的な評価を確立した。世界各地の人々の暮らしぶりを淡彩で描いた「旅の絵本」シリーズや、司馬遼太郎さんの紀行文「街道をゆく」の挿絵など旅情あふれる繊細な風景画も親しまれた。

 本の装丁やポスターも手がけたほか、科学や数学、文学などにも造詣が深く、「空想工房」「算私語録」など機知に富む随想や、望郷の念をつづった「故郷へ帰る道」など多くの著書を手がけ、文才も発揮した。

 2001年には津和野町立安野光雅美術館がオープンした。08年に菊池寛賞を受賞。12年に文化功労者。

無断転載・複製を禁じます
1774657 0 エンタメ・文化 2021/01/16 13:05:00 2021/01/17 00:05:44 2021/01/17 00:05:44 2018年6月に朝日出版社から刊行された岸田衿子訳「赤毛のアン」の絵を描いた画家で絵本作家の安野光雅さん。東京・汐留で。2018年8月16日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210116-OYT1I50040-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)