ローザンヌ国際バレエ、淵山隼平さん5位入賞…「感謝の気持ちでいっぱい」
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若手ダンサーの登竜門、第49回ローザンヌ国際バレエコンクールの決選が6日(現地時間)、スイスで行われ、埼玉県出身で米国のバレエ学校に在籍している淵山

淵山さんは、古典の「グラン・パ・クラシック」で長い手足を使ってダイナミックな跳躍を連発。現代舞踊の「ソロ・フォー・ディエゴ」の複雑な振り付けもきっちりと踊った。リチャード・ウェーロック審査委員長は、「非常に見込みがある優れたダンサー」と評した。
昨年3月、留学先の学校がコロナの影響で閉鎖されたため、淵山さんは帰国し、古巣のアクリ・堀本バレエアカデミー(さいたま市)でレッスンを重ねてきた。「先生方や家族に感謝の気持ちでいっぱい。日本でバレエの魅力を広めるためにも、海外で名をはせたい」と語った。