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ハイヒール義務の会社は経営者自身が履いてみればいい…女装通じて見えた「心」

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 東日本大震災の被災地を描くなど“社会派”の作品で知られる美術家金原寿浩さん(58)(群馬県桐生市)の個展「アイ ヲ アゲル ヨ」が6日、同県みどり市大間々町の「ギャラリーきむらや」で始まった。趣味の女装を通じて初めて見えた「心」の姿を表現した作品を展示している。

女装経験を通して感じた「心」をテーマに作品を描いた金原さん(5日、みどり市で)
女装経験を通して感じた「心」をテーマに作品を描いた金原さん(5日、みどり市で)

 金原さんは講師を務めるデザイン専門学校(同県前橋市)のライブコンサートに女装して飛び込み参加したのがきっかけで、3年ほど前から女装を楽しむようになった。肩まであるウィッグ(かつら)をかぶり、化粧をしてスカート姿で街に出ると、それまで気にも留めなかった規則や人の会話が心に引っかかるようになった。

 ハイヒールを1時間も履くと足が痛くて歩けなくなった。「女性社員にハイヒールを義務づけている会社は経営者自身が履いてみればいい」と思った。男性社員が女性社員の厚化粧を「夜の店ではない」と非難した話を聞き、「男性目線の身勝手な判断」と憤りを感じた。女装することで異なる角度から自分や社会を見ることができるようになった。

 女装の時は好物のジャスミン茶からとった「Jasmine」を名乗ることにしている。今回は「Jasmine」として初の個展で、ハートの形をモチーフにした水彩画約40点を出展した。金原さんは「『心』は人間が生きていく源。Jasmineが見た『心』の姿を楽しんでほしい」と話している。

 14日まで。午前11時~午後4時(土日祝日は午後5時まで)。入場無料。問い合わせは同ギャラリー(0277・72・0031)へ。

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1825989 0 エンタメ・文化 2021/02/07 19:23:00 2021/02/07 21:45:04 2021/02/07 21:45:04 女装経験を通して感じた「心」をテーマに個展を開いた金原寿浩さん(みどり市の「ぎゃらりーきむらや」で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210207-OYT1I50030-T.jpg?type=thumbnail

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