「あつ森」に「しんげん島」出来ました…名所歩き回って記念撮影もOK
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武田信玄の生誕500年を迎える今年。その功績や甲府の街をPRするため、山梨県が人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森(あつ森)」内で準備を進めていた「かいのくに しんげん島」が完成した。
あつ森は無人島でスローライフを楽しむゲームで、国内外で楽しまれている。県は昨年11月、山梨大や県立大の学生ら14人からなる「あつ森デザインチーム」を結成し、島の制作に取り組んできた。完成した「しんげん島」では、武田神社や舞鶴城公園などの名所をキャラクターが自由に歩き回り、「記念撮影」ができる。
今月18日に甲府市内で完成の報告会が行われ、制作に参加した山梨大教育学部4年の学生(22)らが島について紹介した。1日に7~8時間、作業に没頭することもあったという。学生は「島が完成し、達成感がある。ゲームを通して山梨の雰囲気を楽しんでもらい、新型コロナウイルスが落ち着いたら実際に足を運んでほしい」と話した。
県は今後も新しい島を制作する予定だ。しんげん島を訪れるために必要なIDは県のホームページ(https://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/shingenjima.html)で公開している。