完了しました
東京・新橋演舞場で公演中の舞台「滝沢歌舞伎ZERO 2021」。初日前日の4月7日、主演のアイドルグループ「Snow Man」のメンバーは、新橋演舞場での記者会見に臨みました。その直前には、ゲネプロ(通し稽古)を関係者や報道陣に公開しました。
名物「腹筋太鼓」など激しい動きも多く、開幕直前の緊張もあり、9人は相当体力を消耗したはずです。それでも会見では疲れを見せることはありませんでした。そして会見を終えると、メンバーたちは舞台の端で取材陣に深く一礼し、去っていきました。

目を合わせ、返してくれる
4月14日朝刊の見開きカラー「popstyle」のための取材でも、その礼儀正しさを目の当たりにしました。
全体での撮影、座談会から三つのグループに分かれてのインタビュー、そして個別撮影へと、移動の多い取材でした。個別撮影の補助を担当していた記者は、メンバー一人一人を呼び出すたびに「お願いします」「ありがとうございます」と言葉をかけるのですが、どのメンバーも例外なく「お願いします」「ありがとうございました」と返してくれました。
その返答にはそれぞれの個性があって、「どんなポーズにしようかな」「テンション上げめでいきます」「(ポーズは)大丈夫でしたか」と加えるメンバーがいる一方、撮影に集中しようと必要以上にはしゃべらないメンバーもいました。
しかし、共通していることがありました。声をかけるとスッと動きを止めて、まずこちらと目を合わせてから返答するのです。これまでの取材経験では、歩みを止めずに、そのままの流れで「どうも」と会釈する方が多く、記者自身もまたそうしてしまいがちでしたので、ハッとさせられました。
「運転免許、絶対取る」
インタビューではデビュー2年目の抱負や近い将来の目標を聞きました。まずは深澤辰哉さんとラウールさんが個人的な目標を話します。
深澤さん 車の免許を間違いなく取ります。5年くらい言い続けているので、今年こそ。今、身分証明書がないので(笑)。
ラウールさん 僕も車の免許です。(18歳になる)今年取らないと、性格的に絶対取らないと思うので。
深澤さん そうなっちゃうから。俺みたいになっちゃうから(笑)。
「新しい出会いを大切に」
そして、Snow Manとしての抱負を語る時には、熱を帯びてきます。
阿部亮平さん 1年目は初めてのことが多くて、いろいろな人との出会いがありました。2年目以降も新しい出会いを大切にしていきたいです。
渡辺翔太さん 予定していたアジアツアーが、(コロナ感染拡大の影響で)中止になってしまったので、やっぱり海外に行きたいですね。
岩本照さん アジアツアーもやりたいけれど、いずれは47都道府県を回りたい。小さい会場とかで。ご当地の名物を食べたり、動画撮影もしたり……。
向井康二さん まずは日本のファンの皆さんに感謝っていうことを伝えるために全国ツアーをしたいね。
渡辺さん まあ、それは最優先ですね。
「紅白」にリベンジ「借りを返す」
昨年は出場を辞退したNHK紅白歌合戦への思いも熱いです。
佐久間大介さん 今年こそ紅白出まーす。
目黒蓮さん 去年出られなかったのは、誰のせいってわけでもないから、みんな同じくらい悔しかったと思う。リベンジして借りを返したいと思っています!
宮舘涼太さん たぶん、僕が一番そう思っています。去年やり残したことがそれで、その中で闘っていかないといけないのが、2021年かなって思います。まだ夢に向かっている途中だなっていう印象ですね。
佐久間さん・目黒さん ごめん、先に言っちゃった(笑)。