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佐藤健も大友監督も「なぜ剣心の頬に十字の傷」…3作完結のはずの映画は終われなかった

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 「るろうに剣心」シリーズの新たな2部作「るろうに剣心 最終章」が連続公開される。シリーズの集大成となる「The Final(ザ・ファイナル)」(今月23日公開)と、1作目の前日たん「The Beginning(ザ・ビギニング)」(6月4日公開)。シリーズ全作を手がけた大友啓史監督は、「この2部作をやらなければ『剣心』は終われなかった」と語る。(編集委員 小梶勝男)

 幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた暗殺者が、明治の世に流浪人・剣心となって市井の人々を助ける。和月わつき伸宏の人気漫画は2012年に映画化され、画期的な剣劇アクションで大ヒットした。14年には続編の2部作も公開。シリーズは3作で終わるはずだった。

「5年を経て、僕も含めてスタッフ、俳優たちの成長を感じました」=奥西義和撮影
「5年を経て、僕も含めてスタッフ、俳優たちの成長を感じました」=奥西義和撮影

 だが3作目公開の頃、「剣心の頬になぜ十字の傷があるのか。彼の生き方の根源であるその理由を描かなければ物語が終われない」と思ったという。剣心を演じた佐藤健も同じだった。「2人でいつかやろうと話していた。でも、前3作の撮影がすごくハードだった。やるなら前作を超えなきゃならないから、よりハードになる。どちらからも『よし、やろう』と言い出せなかった」。クランクインするまで5年かかった。

 「ファイナル」は明治が舞台のアクションエンターテインメント。「ビギニング」は幕末のラブストーリー。時代もテイストも、登場人物も違う2本を同時に撮影した。「徹夜で『ファイナル』を撮影し、ホテルに帰って『ビギニング』の脚本を書く。そんな日々が続きました」

剣心(佐藤健、手前)と縁(新田真剣佑、奥)は剣を交えることで「会話」をしていく(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
剣心(佐藤健、手前)と縁(新田真剣佑、奥)は剣を交えることで「会話」をしていく(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

 「ファイナル」では中国大陸の裏社会を牛耳る男・えにし(新田真剣佑)が、剣心に関わる全てを破壊しようとする。「十字傷の謎」を知る縁の目的は、剣心への報復だ。これまでシリーズに登場した仲間や強敵たちも結集、大団円にふさわしいスケール感を見せる。

 最大の見どころはやはりアクション。アクション監督の谷垣健治と、今回もこれまでにないアクションを作り上げた。「アクションの量はこれまでの2倍くらい。でも飽きられないと思う。ただのアクションじゃなく、そこに感情が表現されているから。剣心たちの戦いには彼らの生き方が反映している。戦うことで会話しているんですよ」

 クライマックスは剣心と縁が、それぞれの積年の思いを伝えるため、全身でぶつかり合う。コロナ禍で延期となったが、当初の公開予定は昨年夏。五輪と勝負するつもりだった。「フィクションでどこまで本物に負けない感動を作り上げられるか。アスリートたちの戦いに負けない男同士の戦いを見せる。本気でそう思っています」

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2009841 0 エンタメ・文化 2021/04/25 17:36:00 2021/04/25 18:24:51 2021/04/25 18:24:51 映画「るろうに剣心 THE FINAL」について語る大友啓史監督(8日、東京都港区のワーナー本社で)=奥西義和撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210416-OYT1I50072-T.jpg?type=thumbnail

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