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北川景子「不倫したら…この映像一生使われる」覚悟の結婚会見、衝撃の「リコカツ」脚本

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 交際ゼロ日で結婚しながら早々に 離婚活動(リコカツ) を開始する夫婦とそれぞれの両親を巡る騒動を描くTBS系連続ドラマ「リコカツ」(金曜午後10時)。18日の最終話を前に妻・咲役の北川景子(34)が、実生活での夫で歌手のDAIGO(43)との結婚生活も踏まえ、「家族」の在りようを語った。

18日放送の最終話。咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)は試練をどう乗り越えるのか(C)TBS
18日放送の最終話。咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)は試練をどう乗り越えるのか(C)TBS

「ぱっと提出されるからハンコついちゃダメ」

 「お互い顔も名前も表に出ているので、もし不倫とかあったら、この映像が一生使われ続けるとの覚悟でした」。2016年の結婚記者会見について振り返る。「絶対離婚しないとの思いで臨みました。だから今回、結婚1か月で離婚というのが衝撃的で、自分の価値観と違うところをどう割り切って演じるか。そこが自分の中ではテーマでした」

 出版社勤務の咲は、永山瑛太(38)演ずる自衛官の紘一の純朴な人柄にひかれて即結婚。だが、自由奔放な咲と、父親も元自衛官の厳格な家庭に育った堅物の紘一は真逆の性格で、互いにすぐにリコカツに走る。ところが、咲の両親(平田満、三石琴乃)も、紘一の両親(酒向芳、宮崎美子)もそれぞれ熟年離婚の危機を迎えていた。

 これまでの物語では、仕事のやりくりがつかずに互いにすれ違うことが重なり、ついに紘一が離婚届を提出してしまう。しかし、実際には互いを思いやる気持ちは盛り上がる一方。そこに咲が担当する作家(白洲迅)や、咲の元カレ(高橋光臣)、紘一を慕う同僚(田辺桃子)らが絡んでくるというドタバタの展開となっている。

 内心とは裏腹に咲は何かにつけ、「離婚」を口走ってきた。「33歳の女性が5年付き合った相手と別れた後になんとか結婚できたのに、なんでそんなことを言うんだろうと考えだすと(演じるのが)難しかった。だから今にして思うのは、『離婚』ってそんな簡単に口にする言葉じゃないってこと。それと、離婚届にハンコを押したら相手にぱっと提出されちゃうかもしれない。そうなると、もういくら走って追いかけても間に合わないから、ハンコはついちゃいけないんだなって感じました」

仕事と家庭の両立に悩み…実生活でも

「リコカツ」収録を終え、晴れ晴れとした表情の北川景子(C)TBS
「リコカツ」収録を終え、晴れ晴れとした表情の北川景子(C)TBS

 仕事と家庭の両立で衝突する2人。5話では、紘一が「仕事を辞めて家庭に入ってもらうわけにはいかないか」と問う。すると、咲が即座に切り返す。「あなたが仕事を辞めて家庭に入ってもらうわけにはいかないの?」。緊張感あふれる 対峙(たいじ) 場面だ。

 「リハーサルするうちに、ここは本気で演じないといけないと分かり、瑛太さんも話しかけちゃ悪いくらい本当に集中して臨んでいました。(役が)降りてきたというか、台本を1人で読むだけでは想像できなかったことが、2人で演じると起きるんです」。ほかにも永山とは、せりふの言い回しなど細かい点を始終話し合い、台本の行間を互いにすくい取っていったという。

 実生活でも共働きだ。

 「(夫と)もっと話し合う時間が取れたらと思ったり、仕事にかかりきりで向き合えていないと自己嫌悪になったりもした。だから仕事と家庭のバランスに悩む回は自分でも共感できた。仕事と家庭のどちらを優先するかとなると、どうしても家族に甘えがちになるのもリアル。自分も気を付けようと思いました」。昨年は女児を出産し、子育て真っ最中だ。今作では、家を空ける時間が長く、「自分の親や夫の親、もちろん夫にも協力してもらい、総出で育児と家庭を回していきました」と家族の大切さをかみしめる。

同年代女優の活躍に「自分は怠けてる」

 とはいえ、17歳でデビュー以来、仕事一筋だった。

 「逆に休みの期間があるとすごく不安で、1か月間、何も演じていないと大丈夫かなと心配したり、その間に同年代の女優さんが活躍しているのを見ると、自分は怠けているのではないか、何か働かなきゃとすごく思ったり。この世界で生きていく上で、仕事が命というのは当たり前と考えていた」。結婚後も「お互い、仕事が忙しいのが当たり前だったので干渉することなく、海外ロケなどやりたい仕事は反対しなかった。それらも含めて互いに尊重し合い、子どもができるまでは“同居人”のようなものでした」

仕事と家庭の両立で悩みながらも互いにひかれあう2人(北川景子、永山瑛太)(C)TBS
仕事と家庭の両立で悩みながらも互いにひかれあう2人(北川景子、永山瑛太)(C)TBS

 それが出産を経て「今までのペースじゃ年齢的にも難しいし、子どももいるし、家庭とも向き合いたいと思うようになりました」。そこで新たな心境で臨んだのが本作だった。「これまで職業ものでは『強い』とか『笑わない』とか『バリバリ働く』といったタイプの役が多かったですが、今回は等身大で人間らしい自然体な役。すごく難しかったけど、やってよかった作品になりました」。

 ドラマの最終的なメッセージについては、こう語る。「夫婦の数だけ、家族の数だけそれぞれの形がある。これが100点の完璧な家族とか、こういう家族は良くないとか、いびつだとかじゃなくて、いろんな形があっていい。だからこそ乗り越えられる絆もそれぞれある。全10話を通じて、改めて自分の家族に感謝した気がします」

 気になるのは結末だ。

 「そうきたかとみんなが思えるような、きれいごとではない終わり方ができたんじゃないかな。ラストシーンまでどうなるかわからないので楽しみにしてほしい」と力を込めた。(読売新聞オンライン 旗本浩二)

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