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花鳥風月を鮮やかに描く…檜扇7本、「扇立祭」控え蔵出し

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 和歌山県新宮市の世界遺産・熊野速玉大社の夏祭り「 扇立おうぎたて 祭」(14日)を前に2日、各社殿に飾られる 扇7本の蔵出しが行われた。

檜扇のほこりを丁寧にぬぐう巫女(新宮市で)
檜扇のほこりを丁寧にぬぐう巫女(新宮市で)

 扇立祭は、神前に立てた檜扇に神が降臨し、五穀につく害虫を追い払って豊作をもたらすとされる。同大社には、花鳥風月を鮮やかに描いた室町時代の檜扇11本(国宝)が伝わるが、祭りでは損傷を防ぐため複製が使われている。

 2日は本殿用(高さ1・5メートル、幅1・65メートル)1本と社殿用(高さ0・8メートル、幅1・3メートル)6本が1年ぶりに蔵から出され、 巫女みこ 2人が乾いた布で丁寧にほこりをぬぐっていた。

 祭り当日のイベントや露店は、新型コロナウイルスの感染予防のため今年も中止し、神事のみ行う。 禰宜ねぎ の浜中孝成さん(45)は「扇には疫病を追い払うとの意味合いもある。早く、例年通りにぎわう祭りに戻ってほしい」と話していた。

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2175817 0 エンタメ・文化 2021/07/03 06:32:00 2021/07/03 17:21:52 2021/07/03 17:21:52 檜扇のほこりを丁寧にぬぐう巫女(新宮市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210702-OYT1I50183-T.jpg?type=thumbnail

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