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沖縄・奄美の世界自然遺産登録、ユネスコが決定…独特な進化遂げた種が豊富に分布

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 【パリ=山田真也】国連教育・科学・文化機関(ユネスコ、本部・パリ)の世界遺産委員会は26日のオンライン形式の会議で、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び 西表いりおもて 島」(鹿児島、沖縄県)を世界自然遺産に登録することを全会一致で決めた。独特な進化を遂げた種が豊富に分布する「生物多様性」を保全する上で、国際的にも重要な地域と評価した。

 国内の自然遺産への登録は2011年の「小笠原諸島」(東京都)以来10年ぶりで、5件目となる。

 小泉環境相は「個性的な生き物が暮らす、唯一無二の自然の価値が、国際的にも認められた。世界の宝であるこの素晴らしい自然の価値を将来に引き継ぐ」とのコメントを発表した。

沖縄島北部の森
沖縄島北部の森

 登録対象は、鹿児島県の奄美大島と徳之島、沖縄県の沖縄島北部と西表島の4地域で構成。面積は4万2698ヘクタールあり、温暖・多湿な亜熱帯性気候で多雨林が広がる。アマミノクロウサギ(奄美大島、徳之島)、ヤンバルクイナ(沖縄島北部)、イリオモテヤマネコ(西表島)などの絶滅危惧種や固有種が多い。

 ユネスコの諮問機関「国際自然保護連合」(IUCN、本部・スイス)は5月に登録を勧告した。一方、IUCNは、西表島で観光客を減少させる措置や、希少種の交通事故死を減らす取り組みなどが必要と指摘しており、世界遺産委は日本政府に対し22年12月までに報告するよう求めた。

 4島を巡っては、IUCNが18年、沖縄島北部の推薦地に、希少種が生息する米軍北部訓練場の返還地を含んでいないことなどを理由に、「登録延期」を勧告。これを受け政府は推薦を取り下げ、返還地を国立公園に編入するなどし、19年に推薦書を再提出した。

 国内の世界自然遺産はこれまでに、1993年の白神山地(青森、秋田県)と屋久島(鹿児島県)、2005年の知床(北海道)も登録されている。一方、世界文化遺産への登録が確実視される「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田)は27日に審議される予定だ。

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