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らせん状、珍しい形の井戸が登録有形文化財へ「大事に残したい」

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 国の文化審議会が文部科学相に行った答申で、徳島県内では、地面をすり鉢状に掘った珍しい形の井戸「 蔵珠ぞうしゅ 院まい込み泉」(徳島市国府町)など3件が新たに登録有形文化財となる見通しとなった。今回の答申で、県内の国登録有形文化財(建造物)は計202件となる。

らせん状の通路がある井戸「蔵珠院まい込み泉」(徳島市で)
らせん状の通路がある井戸「蔵珠院まい込み泉」(徳島市で)

 蔵珠院まい込み泉は、上部の直径が約6メートル、深さ約3メートル。すり鉢状に掘られ、板状の割石で覆われている。らせん状の通路があり、底まで下りて水をくむ。1856年の絵図に井戸が描かれており、江戸時代末期にはあったとみられる。

 県などによると、再現することが容易でない形状が評価された。井戸をすり鉢状にした理由や起源ははっきりと分かっていない。形状がカタツムリの殻に似ていることから、「まいまい井戸」「さざえの泉」とも呼ばれ、関東の武蔵野台地などで見られるが、県内では蔵珠院のものだけという。

 久米秀生住職(70)は「お年寄りが『戦時中の学童疎開の際、井戸で遊んだ』と訪れたこともある。大事に残していきたい」と話している。

 他の2件は、「蔵珠院茶室」(徳島市国府町)と、「有宮神社本殿」(三好市西祖谷山村)。蔵珠院茶室は江戸時代末期の建築で、細部まで意匠を凝らされ、有宮神社本殿は、 一間社流造いっけんしゃながれづくり と呼ばれる建築様式で、緩やかな曲線の屋根を支える各所に彫刻が施されている点が特徴。

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2243640 0 エンタメ・文化 2021/07/29 09:57:00 2021/07/29 12:22:02 2021/07/29 12:22:02 らせん状の通路がある珍しい井戸「蔵珠院まい込み泉」(徳島市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210728-OYT1I50032-T.jpg?type=thumbnail

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