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「マガジン」「りぼん」、ちばてつやさん初期作…明治大がマンガ図書館2館を統合運用

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マンガがずらりと並ぶ明治大学の米沢嘉博記念図書館
マンガがずらりと並ぶ明治大学の米沢嘉博記念図書館

 日本が世界に誇る「マンガ」の文化を守ろうと、明治大学が今春、二つのマンガ図書館の統合運用を始めた。蔵書は計約41万点に上り、国内最大級となる。文化研究の拠点にするとともに、将来は原画などの収蔵施設も整備し、資料の保存を進める構想だ。(塩島祐子)

統合運用

 JR御茶ノ水駅近くの明大駿河台キャンパス(東京都千代田区)。2009年にオープンした「米沢 嘉博よしひろ 記念図書館」は、マンガ評論家・米沢嘉博さん(2006年死去)の遺族から寄贈された約14万点を収蔵する。昭和30年代以降の「週刊少年マガジン」「りぼん」などの漫画誌や、同人誌などが充実している。

 今年3月、同じ7階建て建物に、明大が新宿区内で運営していた「現代マンガ図書館」が移転してきた。都内で貸本屋を営んでいた 内記ないき稔夫としお さん(12年死去)が集めた約27万点を所蔵。うち約1万点は昭和30~40年代の貸本マンガで、「あしたのジョー」で知られるちばてつやさん(82)の初期の作品などもある。

 明大は今春、この二つの図書館の閲覧室やカウンターサービスを統合し、一体的な運営を始めた。計約41万点の蔵書は、京都国際マンガミュージアム(京都市)の約30万点などを上回る。国立国会図書館と匹敵する規模とみられるが、同人誌などは国会図書館にはないものも多い。

 明大図書館総務事務長の折戸晶子さん(54)は「統合によって利便性が上がり、研究拠点としての価値が高まった」と語る。研究の上では「誰がどのように集めたのか」という点も重要で、二つの図書館の名前はそのまま残し、蔵書は混同せずに保管していくという。

 会員登録すれば、一般の人も利用できる。当日のみの利用料は18歳以上が330円、17歳以下は110円(未就学児は無料)。出版関係の仕事で利用しているという都内の会社員渡辺弥侑さん(29)は「古本屋で探しても見つからない単行本や雑誌をすぐに手に取ることができるので、非常にありがたい」と話す。

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2284734 0 エンタメ・文化 2021/08/14 15:00:00 2021/08/15 19:58:35 2021/08/15 19:58:35 明治大学の米沢嘉博記念図書館の館内(28日午後4時2分、東京都千代田区で)=須藤菜々子撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210814-OYT1I50063-T.jpg?type=thumbnail

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