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「天正遣欧使節」千々石ミゲル?人骨見つかる…戒名刻まれた石碑周辺から

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 16世紀後半の「天正遣欧使節」の1人、 千々石ちぢわ ミゲル(1569~1633年頃)の墓とされる長崎県諫早市の石碑周辺で発掘調査を行っている民間の調査プロジェクトチームは12日、人骨の一部を発見したと発表した。年齢や性別を調べ、ミゲルかどうかの特定を進める。

発掘調査で骨が見つかった石碑周辺の現場(12日、長崎県諫早市で)=後藤茜撮影
発掘調査で骨が見つかった石碑周辺の現場(12日、長崎県諫早市で)=後藤茜撮影

 ミゲルは、九州のキリシタン大名の名代として欧州に派遣された4人のうちの1人で、ローマ教皇に謁見した。帰国後はイエズス会(カトリック)を脱会し棄教したとされるが、理由や晩年の状況は分かっていない。

 同市多良見町山川内にある石碑には、ミゲル夫婦とみられる戒名や四男の千々石 玄蕃げんば の名前が刻まれている。一帯がミゲル夫婦の墓と推定されることから、研究者や歴史愛好家らが2014年から調査を実施していた。第4次の今回は15日まで行われる予定。

 一帯ではこれまで、女性のものと推定される歯やキリシタン信仰を想像させる青い半円形のガラス片などが出土している。今回、歯が見つかった場所の南側を発掘したところ木棺(長さ1・4メートル)の痕跡が確認され、中に後頭部や胸などとみられる骨があった。横たわった状態で、頭を西に向けて埋葬されたとみられる。

 プロジェクトチーム代表で、ミゲルの子孫にあたる川崎市の浅田昌彦さん(68)は「骨が見つかったことで調査は前進した。裏付けに向けて鑑定を進めたい」と話した。調査を指導・助言する早稲田大の谷川章雄教授(考古学)は「(ミゲルの)可能性は高いと言っていいが、現時点で断定は難しい。専門家の鑑定結果をいただきたい」と語った。

天正遣欧使節 =1582年、大友宗麟らキリシタン大名が、伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノの少年4人をローマ教皇のもとに派遣した使節。ポルトガルやスペインなどを訪問し、90年に帰国した。

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使い方
2362502 0 エンタメ・文化 2021/09/13 14:12:00 2021/09/13 17:56:32 2021/09/13 17:56:32 発掘の状況を説明する別府大の田中教授(右)(9月12日午前10時14分、諫早市で)=後藤茜撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210913-OYT1I50043-T.jpg?type=thumbnail

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