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伝統工芸アイドル、漆塗りの松葉づえ手作り…活動中の大けが乗り越え地元の魅力発信

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 福井の伝統工芸アイドル「さくらいと」の MAIまい さん(23)が、越前漆器など県内の伝統工芸の技術をふんだんに使った松葉づえを手作りした。活動中に大けがを負ったのがきっかけで、職人の指導を受けながら仕上げた。松葉づえでリハビリや活動を続けており、MAIさんは、「ステージでも紹介して、福井の魅力発信につなげたい」と意気込んでいる。(山内浩平)

MAIさん(左)とWAKANAさん
MAIさん(左)とWAKANAさん
赤色の漆を塗り、桜の花をデザインした松葉づえ
赤色の漆を塗り、桜の花をデザインした松葉づえ

 「さくらいと」は2019年7月に結成され、メンバーの WAKANAわかな さん(23)らと活動している。越前漆器や越前指物、越前打刃物、越前和紙など県内の伝統工芸のイベントに参加したり、職人と交流しながら工芸品を制作する様子を撮影し、SNSや動画投稿サイトで発信したりしている。

 けがをしたのは今年6月の活動中。左足甲の 靱帯じんたい 断裂や骨折など、全治8か月と診断された。「活動を続けたい」「けがをしたからこそできることはないか」。そう考えていた時、病院の松葉づえを見て、松葉づえ作りを思いついた。

 活動を通じて知り合った職人たちを訪ね、協力を求めた。越前 箪笥たんす などを製造する「ファニチャーホリック」(越前市)では、くぎなどの金具を使わずに松葉づえ本体を組み立てた。

 越前漆器の工房「 土直つちなお 漆器」(鯖江市)では、まず、漆を塗って紙で拭く「拭き漆」を学んだ。この技術を使い、本体をグループのイメージカラーでもある赤色に塗り上げた。全身を使う作業が続いて筋肉痛になったが、「漆がのった瞬間はうれしかった」と笑顔で振り返る。

 模様の絵付けは、和包丁の柄を製造する「 山謙やまけん 木工所」(越前市)で指導を受け、桜をデザインした。

 完治まであと5か月。今後、ライブなどで自慢の作を披露するつもりだ。MAIさんは、「近くで見て伝統工芸の技術の高さを感じてもらえればうれしい」と話している。

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2376583 0 エンタメ・文化 2021/09/18 09:56:00 2021/09/18 11:29:22 2021/09/18 11:29:22 松葉づえを紹介するMAIさん(左)とWAKANAさん(坂井市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210917-OYT1I50155-T-e1631932156289.jpg?type=thumbnail

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