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若い人は未来について ポジティブな物語を作れているか…村上春樹氏、時代への共感

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1階から地下1階へと続く階段は、まるで本のトンネルのようだ=青木瞭撮影
1階から地下1階へと続く階段は、まるで本のトンネルのようだ=青木瞭撮影

 来月1日、作家の村上春樹さん(72)の著作や資料を収める早稲田大学国際文学館(通称・村上春樹ライブラリー)が、同大早稲田キャンパス内に開館する。今月22日に行われた記者会見で村上さんは、『ノルウェイの森』などの作品の背景になった学生運動の時代への静かなる共感を語りつつ、コロナ禍で苦しむ現代の若者たちへも思いを寄せた。

村上春樹さん
村上春樹さん

 この日の村上さんは、黄色いシャツに紺の上着姿。大学関係者が居並ぶ席でも、いつものカジュアルなスタイルを変えなかった。ただ、多くの人が驚くような発言もあった。

 「先生が教え、生徒が承るという一方通行的な体制を打破し、自由な開かれた大学を作っていこうというのが僕らの思いだった。それはやり方が間違っていただけで、理想としては間違っていたとは思わない」。自らが在学中に起きた学生運動をこう振り返った。

 村上さんの代表作『ノルウェイの森』は、学生運動の時代が舞台の恋愛小説だが、運動そのものを主題としたものではなかった。その後もこれらの運動や政治的なものと距離を置き、長く「デタッチメント」(無関心)の作家と評された。その作家が、意外なほどこの時代に対し、まっすぐな言葉を語った。

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2398720 0 エンタメ・文化 2021/09/28 05:00:00 2021/09/27 23:20:23 2021/09/27 23:20:23 早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)の開館記者会見で、フォトセッションに臨む村上春樹さん(22日午後4時、東京都新宿区で)=沼田光太郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210927-OYT8I50084-T.jpg?type=thumbnail

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