「めちゃくちゃ似てる」柳楽優弥演じるビートたけし、一番参考になったのは「記者会見」

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映画「浅草キッド」に出演する大泉洋さん(中央)、柳楽優弥さん(右)と脚本・監督の劇団ひとりさん=奥西義和撮影
映画「浅草キッド」に出演する大泉洋さん(中央)、柳楽優弥さん(右)と脚本・監督の劇団ひとりさん=奥西義和撮影

 ビートたけし(北野武)さんの下積み時代を描いた映画「浅草キッド」がNetflixで9日から独占配信されています。師匠の深見千三郎を演じた大泉洋さん、タケシを演じた柳楽優弥さん、監督・脚本を務めた劇団ひとりさんに、作品やたけしさんへの思いを語ってもらいました。笑いあり、涙ありの人情物語とは――。(文化部 川床弥生)

劇団ひとり監督「孤高な感じが魅力的」

 ――劇団ひとり監督の7年越しの思いが実現した作品だそうですね。

監督・脚本を担当した劇団ひとりさん
監督・脚本を担当した劇団ひとりさん

  ひとり  僕にとって、たけしさんは永遠の憧れ。お笑いは子供の頃からずっと好きだったけど、かっこいいと思ったお笑いはたけしさん。たたずまいからして色っぽい。でもどれだけしゃべっても、結局誰ともわかり合えない。ずっと一人で、孤独な感じがする。それは天才ゆえ。だから我々と話しているときは、目線を下ろしてしゃべってくれている気がする。本当はもっと高尚なところでしゃべりたいはず。その孤高な感じが魅力的だし、柳楽さんはその雰囲気を持っていると思い、お願いしました。

  大泉  たけしさんには何回かお目にかかったけれど、繊細でシャイな方だなと思った。師匠の深見さんも今回初めて知りました。同じ北海道出身でびっくりして。監督がとにかく深見さんをかっこよく撮りたいと言うので、昭和の時代の粋な芸人の風情が出るといいなと思いながら演じました。

  柳楽  ビートたけしさんは、人生が映画のような人。人生がエンターテインメントみたいな。そこからすごく勇気をもらったり、励まされたりする。僕はたけしさんの「名言」が好きで、映画監督としても好き。今回、ツービートの漫才の面白さにも気づけて、生きる伝説みたいなイメージがあります。

柳楽優弥「フライデー襲撃後の記者会見を参考に」

 ――たけしさんを演じるのに、プレッシャーはありましたか。

  柳楽  あります。実際、今も元気に生きられている方だし。

  ひとり  元気に生きられてるって(笑)

  大泉  はははは。

タケシを演じた柳楽優弥さん
タケシを演じた柳楽優弥さん

  柳楽  (本人に)見られるのがこわい。だから本人やたけし軍団の人がどういうふうに見るんだろうっていうのがプレッシャー。つまみ枝豆さん、たけし軍団の方の前でツービートの漫才をするのは本当にドキドキしました。でも「すごい似てるね」って高評価だったので、自信につながりました。

  大泉  僕も出来上がった映像を見てびっくりした。めちゃくちゃ似てる。

  柳楽  難しいことだらけでした。みんなに愛されている方だから、ファンに「タケシ役よかったよ」って言ってもらいたいし。タップダンスやモノマネ、ツービートの漫才の練習をしました。準備、撮影含めて半年以上かかっています。動きや話し方は松村邦洋さんや監督に教えてもらったり、昔の漫才や記者会見を見たりして。

  ひとり  ははは。「フライデー襲撃事件」の後の記者会見ばっかり見ていたよね。あれが一番参考になるって。

  柳楽  目の動きとか顔を正面から映しているのでとらえやすかった。

  大泉  この映画には、70歳を超えた今のたけしさんが出てくるんですけど、柳楽君が特殊メイクで(演じたので)、どこからどこまで見てもたけしさん。死ぬほどびっくりした。

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