「めちゃくちゃ似てる」柳楽優弥演じるビートたけし、一番参考になったのは「記者会見」

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「どうやったら楽に、楽しく生きられるか」という生き方

 今作は、たけしさんの青春時代が描かれています。3人の若かりし頃はどうだったんでしょう。

  柳楽  タケシは師匠の指導や笑いに対するアドバイスを素直に聞き入れていて、それをしっかりプラスにして見せているのはやっぱりいいなって思うし、僕もそうでありたい。自分もうまくいかなかった時があり、そういう時の気持ちは共感できたかもしれない。

師匠の深見千三郎を演じた大泉洋さん
師匠の深見千三郎を演じた大泉洋さん

  大泉  おそらく僕の生き方なんだろうけど、どうやったら楽に、楽しく生きられるかということしか考えてない。アルバイトでテレビ出たら「水曜どうでしょう」という番組が始まって、ゲラゲラ笑っているうちに人気が出て、そのうち役者もやろうって東京で仕事するようになった。下積みだと思った時代もないし、苦労した覚えもない。芸人さんたちのように「全部捨ててここに来た」っていうのとは、真逆の生き方をしてきた。

  ひとり  僕は地方営業。今作に出てくるような飲み屋に行って、全然ネタを聞いてもらえないのはしょっちゅうだったし、客が一人しかいない中でネタをやった経験もあります。でも、そういう時でさえも、「たけしさんも若い頃、こういうどさ回りやってたんだな」って、自分に酔っちゃったんですよね。本当につらかったかっていうと、それはそれで楽しかった。

  大泉  そうだ、僕も1回あった。北海道で人気出始めた頃に、(TEAM NACSの)安田(顕)と初めて舞台に上がって、パーティーの中で20分トークをしてって言われたのに、誰も聞いてない。だから安田が早くはけようとしたので、「まだまだ」ってしゃべった覚えがありますね。

ネトフリが独占配信

原作はビートたけしの同名自伝
原作はビートたけしの同名自伝

 舞台は昭和40年代の東京・浅草。大学を中退したタケシ(柳楽)は、「笑いの殿堂」と呼ばれた浅草フランス座で数々の人気芸人を育てた深見千三郎(大泉)に弟子入りする。深見からタップダンスやコントの技術をたたき込まれたタケシはめきめきと頭角を現していく。しかし時代はテレビに移り、フランス座は経営が悪化。タケシは深見のもとを飛び出し、漫才の道へ進む。

 ほかの出演者に門脇麦、土屋伸之、風間杜夫、鈴木保奈美ら。原作はビートたけしの同名自伝。

     ◇

  おおいずみ・よう  1973年生まれ。北海道出身。演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバー。映画出演作は「探偵はBARにいる」シリーズなど。

  やぎら・ゆうや  1990年生まれ。東京都出身。映画「誰も知らない」で、カンヌ国際映画祭の最優秀男優賞。主演ドラマ「二月の勝者―絶対合格の教室―」が日本テレビ系で放送中。

  げきだん・ひとり  1977年生まれ。千葉県出身。93年にコンビでデビューした。2000年に劇団ひとりとして活動開始。文筆家でもある。初監督映画は14年の「青天の霹靂」。

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