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日本映画製作者連盟(島谷能成会長)は25日、2021年の映画興行収入が、前年比13%増の1618億9300万円だったと発表した。長引くコロナ禍の影響で、興行収入の発表を始めた2000年以降で最低だった前年に次ぐ、ワースト2位の記録となった。

最大の要因は、大作の公開延期が続く洋画の低迷で、前年を1・3%下回る335億5400万円にとどまった。一方、邦画は前年比17・4%増の1283億3900万円と、2000年以降で3位となる興行収入まで持ち直した。邦画・洋画を合わせた公開本数は959本と、9年ぶりに1000本を切った。
今年1月23日現在での興行収入は、邦画の1位が「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で102億8000万円。洋画は「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」で36億7000万円だった。