[週刊エンタメ]財津和夫 自分たちが楽しむ…チューリップ 50周年ツアー

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 「心の旅」「虹とスニーカーの頃」などで知られる福岡出身の人気バンド、チューリップがデビュー50周年記念の全国ツアーを4月、スタートさせる。きょう19日、74歳の誕生日を迎えたリーダー、財津和夫にバンドへの思いを聞いた。(清川仁)

「コロナが終わって、ライブではみんなで歌ってほしい。知っていてくれることがうれしい。長くやっていることの冥利(みょうり)に尽きる」=園田寛志郎撮影
「コロナが終わって、ライブではみんなで歌ってほしい。知っていてくれることがうれしい。長くやっていることの冥利(みょうり)に尽きる」=園田寛志郎撮影

 チューリップは1972年にデビュー。メンバーの変遷を経て、89年に解散した。97年の再結成ツアーに参加した5人がその後も何度か再結集しており、今ツアーもそのメンバーが軸となる。

 5人のうち財津、宮城伸一郎は89年までバンドを続けた。上田雅利、姫野達也、安部俊幸(2014年死去)の3人は1980年代に脱退している。「もう一緒にやることはないと思っていた」。財津はわだかまりがあったことを明かす。

 何かとビートルズを手本にしてきたチューリップ。97年の再結成のきっかけもやはりビートルズだった。彼らはジョン・レノンが残した未完成曲に手を加えて「フリー・アズ・ア・バード」として95年末に発表。この再集結に触発された姫野から財津に連絡があったという。「『やろうよ』って軽く言われたんで、僕も『やろうか』と軽く言ってしまった。姫野の明るさがあって成立したんだと思います」

デビュー前の逸話

1970年代中頃のライブの模様
1970年代中頃のライブの模様

 デビュー前のバンドには、数々の逸話が残る。上田、姫野、安部は、それぞれ別のバンドで活躍した名手で、「福岡における最強メンバー」だった。伝説のライブハウス「照和」で連日、徹夜で練習した。食費を絞りに絞った「献立表」を事務所に見せ、給料が安くてもやっていけるとアピールした――。「若さってすごいね。練習は毎日でも足りないぐらいで、楽しくて仕方なかった。献立表も事務所の面接に受かりたい一心だった。何でも学生のノリ。東京のプロにかなうわけがないから、アマチュアの勢い、味で勝負するしかなかった」

残り:1508文字/全文:2542文字
読者会員限定記事です
新規登録ですぐ読む(読売新聞ご購読の方)
スクラップは会員限定です

使い方
「エンタメ・文化」の最新記事一覧
2773128 0 エンタメ・文化 2022/02/19 05:00:00 2022/02/19 05:26:05 2022/02/19 05:26:05 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/02/20220218-OYT1I50184-T-e1645215959360.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)