道鏡は「悪僧ではない」「仏教の礎を築いた」…寵愛受けた称徳天皇が建立、西大寺で法要

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 奈良時代に、女帝・称徳天皇(718~770年)から 寵愛ちょうあい を受けた僧侶・道鏡の1250年遠忌法要が7日、奈良市の西大寺で営まれ、僧侶ら約30人が参列した。

道鏡像の前で読経する僧侶たち(奈良市で)
道鏡像の前で読経する僧侶たち(奈良市で)

 道鏡は、孝謙(のちの称徳)天皇を看病したことを機に重用され、役人と僧侶のトップ・太政大臣禅師に就いた。法王の位を賜り、権勢をふるったが、皇位をうかがったとされ、称徳天皇の没後は左遷となった。

 法要は、生誕の地の大阪府八尾市の市民団体「道鏡を知る会」が、悪僧ではなく、仏教の礎を築いた人物として、道鏡の業績を見直してもらおうと始めた。今年で20回目で、称徳天皇が建立した西大寺で毎年開催している。会員の高齢化に伴って、会は活動を終えるが、法要は継続を検討しているという。

 法要では、会が2020年に奉納した道鏡の木像(高さ約80センチ)の前で、西大寺の松村 隆誉りゅうよ 長老が、道鏡の功績をたたえる文を読み上げ、僧侶らが読経した。同会の副代表(76)は「会としての最後の法要を立派にしていただいた。多くの人に道鏡に関心を持ってもらえるように、法要を続けていただきたい」と話した。

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