IoT時代の地域活性化を考える

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

地域の課題に対して、IoTに何ができるのか?

 旬のテーマに鋭く斬り込む読売新聞社と時事通信社のコラボセミナー「読売Bizフォーラム東京 × 内外情勢調査会」。第2回の講師は、東京大学名誉教授、IoT・AIの権威で自然を愛するカヌーイスト、月尾嘉男さんです。

-月尾さんよりのメッセージ-

 現在進行している情報革命は数百年前の産業革命を凌駕(りょうが)する巨大な変化を社会にもたらす。これまでの社会を規定してきた距離、時間、位置、規模の秩序は消滅し、完全に異質な世界が眼前に登場する。そこでは零細企業が巨大企業に変貌し、新興会社が老舗会社を打破し、僻地(へきち)が中心になる。この革命に必要なことは、想像する能力と実行する胆力である。国内、海外に登場している地域革命の事例を紹介しながら、革命の手法を検討していきたい。

 少子高齢化・人口減社会の到来によって、地域は多種多様な課題を抱えています。

 人口減少により集落が維持できなくなる限界集落、深刻な社会問題となっている空き家、シャッター商店街など、地域が生活圏としての形を保てなくなってきています。

 一方、斬新なアイデアで地域を再び盛り上げた事例も多く報告されています。

 月尾さんは、著書「転換日本」で「政府の規制に関係なく、政府の補助に依存せず、独自の発想で地域を元気にしてきた」16の事例を紹介しています。

「転換日本 地域創成の展望」月尾嘉男(著)東京大学出版会
「転換日本 地域創成の展望」月尾嘉男(著)東京大学出版会

 皆さんは徳島県神山町の名前を聞いたことがあるでしょうか。

 徳島空港から路線バスで1時間以上かかる不便な山奥にある山村で、スダチの日本最大の産地でもあります。この町もご多分にもれず深刻な過疎に悩まされていましたが、2011年から人口が増加に転じました。

 そのきっかけとなったのは、通信環境の公的整備を機に、住宅や商店の空き家をテレワークの場として提供する「ワーク・イン・レジデンス」構想でした。それによって、企業の誘致をはかることで、10社以上の企業が神山にやってきたのです。

 その推進力となったのは、情報通信基盤が整備されていることと、地元の人たちの熱意でした。情報社会の地方分散、IT(情報技術)の活用で地域が再び元気になることができることを示す成功事例として、メディアなどにも多数取り上げられ、神山町は全国的に有名となりました。

 最新の情報通信技術によって、空き家を「地域の資源」と変えた神山町の事例は、様々な可能性を示しています。

画像はイメージです
画像はイメージです

 今やインターネットやスマートフォンは、常に必要な情報にアクセスするためのツールとして、私たちの生活に欠かせないものとなりました。
「IoT=Internet of Things」、全てのモノがインターネットに(つな)がる時代の地域活性化とはどのようにあるべきでしょうか。

 IT・AIの権威であり、地域活性化や環境問題にも関わる、東京大学名誉教授の月尾嘉男さんと一緒に考えてみませんか?

 セミナーでは、講師と受講者の一体感のある学びを提供するため、質疑応答による双方性の高いコミュニケーションを重視しています。また、講演後は、月尾先生との名刺交換の時間を設けています。

 情報社会、AIから地域活性化まで幅広い社会課題に関心のあるみなさんのご参加をお待ちしております。

【講師プロフィル】
 1942年、愛知県生まれ。65年、東京大学工学部卒業。71年、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。78年に工学博士。名古屋大学工学部教授、東京大学工学部教授、同大大学院新領域創成科学研究科教授、総務省総務審議官などを経て、現在は東京大学名誉教授。専門はメディア政策。著書は『縮小文明の展望 千年の彼方を目指して』『先住民族の叡智』『航海物語 書を捨てよ! 海に出よう!』『転換日本 地域創成の展望』など。趣味はカヤック、クロスカントリースキー。2004年、南アメリカ最南端のホーン岬をカヤックで周回。

【開催概要】
企画名 読売Bizフォーラム東京 × 内外情勢調査会
「IoT時代の地域活性化を考える」
講 師月尾嘉男(東京大学名誉教授)
日 時 2019年12月10日(火) 19時~20時30分(開場18時30分)
※講演・質疑応答後に月尾さんとの名刺交換の時間を設けます(15分程度)
会 場読売新聞ビル 3階新聞教室(千代田区大手町1-7-1)
定 員100人(定員に達し次第締め切り)
受講料5,500円(税込み)
申し込みこちら から
主 催一般社団法人 読売調査研究機構
協 賛一般社団法人 内外情勢調査会
後 援読売新聞社 時事通信社

※お申し込みは先着順です。定員に達し次第、受付終了となります。
※お申し込み後のキャンセルや払い戻し、ご参加いただけなかった場合の事後の払い戻し、などは致しておりません。ご了承のほどお願いいたします。
※企画内容、時間などは予告なく変更になる場合があります。
※講師の急病や天災、その他の()むを得ない不可抗力の事態が生じた場合は、当日でも講座を中止する場合があります。

無断転載禁止
888539 0 読売Biz フォーラム 2019/11/11 11:00:00 2019/11/19 12:47:11 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/11/20191107-OYT8I50018-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み_東京2020オリンピックパラリンピックキャンペーン

アクセスランキング

 


東京オリンピックパラリンピックオフィシャル新聞パートナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ