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【無料オンライン配信】報道記録から展望する「新型コロナウイルス感染症」(読売Bizフォーラム東京オンラインゼミ)

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 「読売Bizフォーラム東京」は、一般社団法人 読売調査研究機構と読売新聞社が企画・運営する、旬のトピックをテーマとする講座です。

 『報道記録 新型コロナウイルス感染症』が6月9日に読売新聞社から出版されました。新型コロナウイルスの流行初期から最近までの時系列的な経緯について、日々の記事や社説、提言に書き下ろしの論考・分析を加えてまとめたものです。

 フォーラムでは、本書が明らかにしたこれまでの経過の要点をたどりながら、日本感染症学会監事(前理事長)で政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会などの委員を務める舘田一博・東邦大学医学部教授に専門的な見地から解説をしていただきます。

最初は1本の短信記事

 読売新聞には、これまで約15万本の新型コロナ関連記事が掲載されてきました(地域版含む)。

最初は1本の短信記事だった(2020年1月1日朝刊国際面)
最初は1本の短信記事だった(2020年1月1日朝刊国際面)

 その始まりは、1本の小さな短信記事でした。2019年12月31日に北京支局から出稿され、1月1日朝刊国際面(一部地域除く)に掲載されました。

 この日、新型コロナの流行をめぐる世界の対応の出発点となる出来事が中国・武漢でありました。

 武漢市の衛生当局が、市内で原因不明の肺炎が相次いでいて感染者が27人に達し、うち7人が重い症状であることを中国語の文書で公表したのです。

 今なお流行が続いている新型コロナ(COVID-19)が初めて世の中の知るところとなった瞬間でした。記事は170字ほどの短いものでしたが、感染者数と重症者数、症状や当局の認識などを記しています。

分単位で時系列を追う

 今となっては、12月31日に書いた記事はもっと充実させるべきだったということになりますが、記事の扱いを含めたありのままが当時の重要な記録となります。

 一方で当時報じたことが新聞社としての記録のすべてかと言えば、そうではありません。

 新聞記事を作成するうえでは発表資料はもとより、当時の取材メモ、記者会見やインタビューの録音と文字起こし、写真など多くの素材が必要となります。これらをもとに検証し、歴史の記録者としての視点でコロナの真相と深層に可能な限り迫ったのが本書です。

 コロナ関連のニュースの中には、読売新聞が報じたこともあれば、報じなかったこともあります。本書は、単に過去の記事をそのまま載せるのではなく、WHOや各国政府の公式記録などをもとに、時系列の前後関係を考えるうえで重要なことを補足し、時系列表(タイムライン)として完成させることを目指しました。

 なぜ武漢当局は12月31日に発表することになったのか。焦点となる12月30日から31日にかけての事実関係については、中国、WHO、米国などからの検証可能な情報に限った分析を調査研究本部で行い、これらをもとに分単位で解明しました。

時系列からすべてを見通す

 では、なぜ記録し、時系列化していくことが重要なのでしょうか。

 コロナ禍と言われるようになって、もう1年半が過ぎました。もう自分たちのことでさえ、以前がどうだったかを思い出せないほどに世の中が変わってしまいました。様々な行事が延期や中止となりました。東京五輪・パラリンピックもその一つです。また、当初の雰囲気も今とは異なっていました。

新型コロナウイルスの感染拡大で売り切れとなっているドラッグストアのマスクコーナー(2020年3月10日撮影)
新型コロナウイルスの感染拡大で売り切れとなっているドラッグストアのマスクコーナー(2020年3月10日撮影)

 最初に訪れたのは深刻なマスク不足でした。コロナは冬季の一時的な流行で、やがて気温や湿度が上がり、紫外線が強くなれば、季節性インフルエンザのように過ぎ去ってしまうとの楽観的な見通しもありました。日本に限りませんが、皆もっと軽いものだと考えていたはずです。SARSを上回るペースで感染が拡大していた2月に入っても、国によって受け止め方には差がありましたし、ここまで何度も(そしてこれからも?)流行の波が襲うことになるとは多くが予想できなかったでしょう。

 今最大の懸案となっている変異ウイルスが報じられたのはいつ頃か。最初、WHOのテドロス事務局長はワクチン開発の時期をいつと予測していたか。日本政府が最初に取った措置は何だったのか。今につながる様々な事柄の起点をたどることで様々な教訓と発見があります。これらを見直すことが未来に残す教訓ともなりますし、今後の局面の判断にも役立つはずです。

 本書は、政府から独立した立場で、日本のタイムラインを記録性の高い書籍の形で残すことを企図して出版されました。

 今回のセミナーを通じて、もう忘れかけていた様々なできごとを再確認するだけでなく、これからもたびたび起こるであろう保健緊急事態、さらには様々な地球規模課題と社会とのかかわりを考える機会となればと考えます。

 受講料は無料です。『報道記録 新型コロナウイルス感染症』を片手に、ぜひご参加ください。

開催概要

タイトル報道記録から展望する「新型コロナウイルス感染症」
日  時2021年7月13日(火)19時~20時30分
開催方法オンライン配信(Microsoft Teamsライブイベントを活用します)
講  師 舘田 一博氏(東邦大学医学部教授・日本感染症学会監事)
笹沢 教一(読売新聞東京本社 調査研究本部 主任研究員)
司  会多葉田 聡(読売新聞東京本社 調査研究本部 主任研究員)
定  員先着1000名
受 講 料無料
申  込こちら から
申込締め切り2021年7月9日(金)正午まで
プログラム (1)舘田一博教授と笹沢主任研究員によるトーク(60分)
(2)質疑応答(30分)
受講者の皆さんから事前や当日にいただいた質問にお答えします
参加方法受講者の皆様には、前日までに視聴URLをお知らせします
主  催一般社団法人 読売調査研究機構
共  催読売新聞社

講師

舘田 一博(たてだ・かずひろ)氏
東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授
1985年長崎大学医学部卒。90年東邦大学医学部微生物学教室助手、95年同講師。99年スイス・ジュネーブ大学、2000年米国・ミシガン大学呼吸器内科に留学。01年東邦大学に復職、11年微生物・感染症学講座教授。日本感染症学会監事、新型コロナウイルス感染症対策分科会委員を務める。

笹沢 教一(ささざわ・きょういち)
読売新聞東京本社 調査研究本部 主任研究員
科学部、欧米特派員、編集委員を経験。ジュネーブ時代にWHOを担当した。

司会
多葉田 聡(たばた・さとし)
読売新聞東京本社 調査研究本部 主任研究員

書籍のご紹介

 『報道記録 新型コロナウイルス感染症』(読売新聞社刊)2200円(税込)

 この本には、読売新聞の日々の記事、論説、連載、提言に加え、専門記者が書き下ろした論考や解説80編を収録しています。新型コロナ流行の経緯や影響を、時系列に沿って克明に追った貴重な記録集です。詳細な用語索引付きで、写真や図表も充実しています。A5判、468ページ、カラー口絵付き。

 ※お求めは書店、YC(読売新聞販売店)で

視聴方法について

本講座は、Microsoft Teamsライブイベントを利用して行います。
参加者には、当日までに参加用URLをメールにてお送りします。
Microsoft Office365のアカウントがなくても参加いただけます。
PCではブラウザからご参加いただけますが、スマホからはTeamsアプリのダウンロードが必要となります。
詳しくは、以下のリンクから参加方法をご確認ください。
Teamsライブイベントへの参加方法は こちら から

※お申し込みは先着順です。
※企画内容、時間などは予告なく変更になる場合があります。
※講師の急病や天災、その他やむを得ない不可抗力の事態が発生した場合には、当日でも講座を中止することがあります。
※講座の様子は、事後に読売新聞および読売新聞オンライン、一般社団法人 読売調査研究機構ウェブサイトなど読売新聞が運営・管理する媒体で記事や動画として掲載されたり、公式SNSで紹介されたりする場合があります。

無断転載・複製を禁じます
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使い方
2130627 0 読売Biz フォーラム 2021/06/17 15:00:00 2021/06/17 15:00:00 2021/06/17 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210616-OYT8I50010-T.jpg?type=thumbnail

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