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横尾忠則 創作の秘宝日記 横尾忠則著

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評・通崎睦美(木琴奏者)

 50年以上日記を書き続ける1936年生まれの美術家、2016年5月9日から1498日間の、夢と現実の記録。

 日々つづられる身体とのつきあいが面白い。絵を描くことはストレスでもあり、不調の要因となるが、<ストレスもプレッシャーもない作品にはパワーもエネルギーも宿らない>と、絵を描くことでストレスを昇華させる。また、西洋・東洋医学を自在に使いこなして自然治癒力を高めるという考えには全く同感だ。喉の異変を「喉頭ガン」と決めつけて大作制作に挑み、体内エネルギーの活力で喉の異変を吹き飛ばすあたりは、独自の治療法であり、制作の秘宝を垣間見る思いがする。

 瀬戸内寂聴や糸井重里らとの交流、妻との仲睦なかむつまじい様子、愛猫「おでん」とのやりとり。約700ページわたる才人の日常に飽きることはない。

 著者は、09年より朝日新聞書評委員を務める。当欄愛読者なら、読み手としての著者の日々を辿たどる楽しみもあるだろう。<書評対象の本を読む。名のある著者だけれど、面白くない美術書。ヤメタと決めると気分が軽くなる>。そんな一文に、思わず膝を打った。(文芸春秋、2700円)

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1697224 0 書評 2020/12/13 05:00:00 2020/12/21 11:23:46 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201217-OYT8I50037-T.jpg?type=thumbnail

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