『雷鳴に気をつけろ』ジム・トンプスン著
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暴力と狂気が渦巻くダークなノワール小説で知られる著者の本邦初訳。20世紀初めの米国のネブラスカ州の小さな村を舞台に、ある一族にまつわる物語が同時進行で展開する。老家長の回想や現当主の農場経営などが濃密に交錯し、一族の姿を叙事詩的に浮かび上がらせる。真崎義博訳。(文遊社、2700円)
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