「PLAN 75」倍賞千恵子さんの演技、米英誌が称賛…監督「感動しっぱなし」

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 第75回カンヌ国際映画祭も、早いもので折り返しを迎えました。20日には、コンペティション部門に次ぐ主要部門「ある視点」に出品されている早川千絵監督「PLAN 75」の公式上映が行われました。人気俳優の磯村勇斗さんも参加した、感動に満ちた記者会見などの模様を詳しくお伝えします。(文化部 松田拓也)

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早川千絵監督「共に心震わせて作った映画」

 日本では6月17日に公開予定の「PLAN 75」。主演の倍賞千恵子さんの渡仏はかないませんでしたが、早川監督と出演した磯村さん、ステファニー・アリアンさんがカンヌにやって来ました。上映前に行われたフォトコール(写真撮影会)では、磯村さんが世界各国のカメラマンから、「イソムラ!」と呼びかけられて笑顔を振りまき、アリアンさんは楽しげにポーズを取っていました。

フォトコールに参加した(左から)ステファニー・アリアンさん、早川千絵監督、磯村勇斗さん(20日) (C)Kazuko WAKAYAMA
フォトコールに参加した(左から)ステファニー・アリアンさん、早川千絵監督、磯村勇斗さん(20日) (C)Kazuko WAKAYAMA

 そうして迎えた公式上映。本編が始まる前、壇上で早川監督が感動的なスピーチを披露しました。「素晴らしい映画を見て、心が震えるという経験を、今まで何度もしました。『PLAN 75』という映画を作っている過程でも、心が震える瞬間が何度もありました。映画というのは、見るのも作るのも、人が心震えるものだということを知りました。共に心を震わせてこの映画を作った仲間と一緒に、こんなに素晴らしい劇場でプレミア上映を迎えられること、本当に幸せに思っています」

 物語の舞台は、高齢化がさらに進行し、75歳以上が生死を選べる社会制度「プラン75」が施行された近未来の日本。倍賞さん演じる78歳の主人公・ミチがある決断を下すまでの過程を、約1000席の客席を埋め尽くした観客がじっと見守りました。終盤にかけてはあちこちから鼻をすする音が聞こえるなど、涙する人が続出。エンドロールが流れ始めると、劇場は大きな拍手に包まれました。

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