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    第31期竜王戦、開催地決まる

     2018年10月に始まる第31期竜王戦七番勝負の開催地が決まった。タイトル戦は全国各地で開催されるだけに、対局した棋士たちにとって、「土地の記憶」は「勝負の記憶」でもある。

    勝負の地 話題性豊か

     第31期竜王戦の開催地は、主催者の読売新聞社と日本将棋連盟が全国から公募、応募団体等の中から選考した。

     開幕局は昨年に続き東京・渋谷のセルリアンタワー能楽堂。今年も対局の一部が一般公開される。第6局は昨年、羽生竜王が永世七冠を達成した鹿児島県指宿市で3年連続の開催だ。

     残る5局はいずれも初の竜王戦開催。勝負事にゆかりの深い神社、城の天守閣、全国的人気を誇る名旅館に、歴史の舞台となった料理店と、話題性豊かな会場が並ぶ。各地とも対局にあわせた関連イベントなどで、地域を挙げての盛り上げを企画している。

    第31期竜王戦七番勝負 日程・対局場

    第1局 10月11日・12日 セルリアンタワー能楽堂(東京都渋谷区)

     2001年、東急電鉄の旧本社跡地に開設。舞台の大きさは5.9メートル×5.9メートル、檜皮葺(ひわだぶ)きの屋根があり、客席数は201席。能や狂言だけでなく、クラシック音楽・バレエなど多彩な文化発信の拠点となっている。

    第2局 10月23日・24日 宮地嶽神社(福岡県福津市)

     約1700年前に創建という。参道から神社へと夕日が差し込む「光の道」がCMで紹介され、有名になった。光の道は毎年2月と10月に出現。

    第3局 11月1日・2日 鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)

     祭神・武甕槌(たけみかづち)命は、武の神として武将たちからあがめられた。徳川家康が奥宮、秀忠が社殿を奉納、いずれも国の重要文化財に指定されている。

    第4局 11月24日・25日 福知山城(京都府福知山市)

     1579年、丹波を平定した明智光秀が築城したとされる。戦後、市民の寄付運動「瓦一枚運動」により、3層4階の天守閣が復元された。

    第5局 12月4日・5日 和倉温泉 加賀屋(石川県七尾市)

     1906年創業。「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で36年連続総合1位に輝き、「おもてなしの宿」として知られる。

    第6局 12月12日・13日 指宿白水館(鹿児島県指宿市)

     1960年から現在地で開業している。2004年、日韓首脳会談が行われた。昨年の竜王戦で羽生善治竜王の永世七冠達成の舞台となった。

    第7局 12月20日・21日 春帆楼(山口県下関市)

     明治時代に割烹(かっぽう)旅館として創業。1888年、ふぐ料理公許第1号の店として知られる。日清戦争終結の下関講和条約が締結されている。

     主催=読売新聞社、日本将棋連盟
     特別協賛=野村ホールディングス

    2018年05月04日 12時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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