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日本の童謡歌手の先駆けとして知られる平井英子(ひらい・ひでこ、本名・鈴木英=すずき・ひで)さんが今年2月に老衰で死去していたことが分かった。104歳だった。東京都内の老人ホームに入所していた。
10歳頃から、中山晋平が作曲した「アメフリ」「てるてる坊主」「
1928年に創立されたレコード会社「日本ビクター」の第1号専属歌手の一人。同時に専属となった作家や歌手には、中山や西条八十、藤原義江らがいた。今も歌い継がれる童謡を歌ったほか、二村定一らと共演した童謡劇「茶目子の一日」も大ヒットした。
後に流行歌手に転じたが、戦時中に引退した後は芸能活動を行わなかった。日本のレコード史を彩る伝説的な人物として語られ、2014年に代表曲を収めたCDが発売されている。