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記憶なくすくらい忙しかった10代…堂本光一42歳、たどり着いたのはシンプルなこと

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 堂本光一が、新作「PLAYFUL」(ジャニーズ エンタテイメント)を出した。KinKi Kidsのメンバーとして活躍する中、ソロアルバムは約6年ぶり。人気ゲームを制作するスクウェア・エニックスとタッグを組むなど挑戦に満ちた作品だ。「自分自身がワクワクする感覚が顕著にあらわれた。それがなければ作ろうとは思わなかった」と語る。(池内亜希)

堂本光一
堂本光一

 「グループではコンセプト(基本理念)をもって作ることもあるけど、ソロの音楽は本当に“自分表現”。なかなか、自分を表現したいという思いになれなかった。それも理由で、最近は自分で曲も作らなくなって」。リリースが久々となった理由を、こう明かした。

 そんな状況を変えたのは一つの出会い。堂本の舞台を訪れたスクウェア・エニックス社長が「新しいエンタメを一緒にできないか」と発案し、共に制作を始めたことが刺激になった。「新しい何かが生まれるかもしれない」と思えた。

 同社サウンド部の水田直志作・編曲のインスト曲「(ファイブ)」は、壮大な物語が進行していくようなドラマチックな雰囲気。詳細は明かせないとしつつ、今後の展開が期待される曲だ。

 この曲では、生身とコンピューターグラフィックス(CG)の堂本が共演し、人間と物のの争いを描く映像作品「V Short Movie」(「初回盤A」収録)を制作した。どれが生身の堂本か分からない精密さで、髪の毛一本までこだわって仕上げられた。人気ゲーム「ファイナルファンタジー(FF)」シリーズにも携わった同社の野末武志らとの作業は面白かった。「自分は、現実世界でいかにファンタジーを作り出せるかと、やってきた。不可能なことはそぎ落としながら。でも、CGの世界は無限大。野末さんたちの頭の中の可能性も無限大だったんです」

 他の収録曲も、「今の自分が表現したらどうなるか」と駆り立てられたものを集めた結果という。堂島孝平作の「Way To Dark」などもあるが、海外の作家による楽曲が多い。「Tik Tik Tik」では妖艶ようえんにテンポ良く高音を聴かせ、「Time to go」では疾走感あるサビが印象深い。「海外のクリエイターはデモ音源から作り込んでくる。複雑で主旋律が分かりにくい曲もたくさん。ライブではややこしいけど、自分は、作り込んだ先にある遊び心に魅力を感じるので」

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2119578 0 音楽 2021/06/12 17:40:00 2021/06/12 21:04:47 2021/06/12 21:04:47 堂本光一 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210604-OYT1I50105-T.jpg?type=thumbnail

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