朝ドラ「エール」のモデル、古関裕而夫妻が唯一共作した幻の作品をCD化

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 昨年放送されたNHK連続テレビ小説「エール」で、主人公のモデルとなった作曲家・古関 裕而ゆうじ (1909~89年)、 金子きんこ (1912~80年)夫妻。2人が共作した唯一の作品とみられる「エメラルドの丘」が、29日発売のCD「古関裕而 秘曲集~プレミアム編~」に収録される。発表当時、レコードが一般発売されなかったため、その存在はほとんど知られていなかった。

静岡・十国峠を旅する古関夫妻(1957年)
静岡・十国峠を旅する古関夫妻(1957年)
「エメラルドの丘」が収録されるCD
「エメラルドの丘」が収録されるCD

 この曲は、静岡・伊豆の別荘地「エメラルドタウン」のいわばキャンペーンソングで1969年発表。はつらつとした古関ならではのメロディーに、「あおい海だよ船がゆく 夢みるような伊豆の山々」と金子の詞が乗っている。

 古関に詳しい 刑部おさかべ 芳則日本大准教授(44)(日本近代史)によると、金子は詩集も出しており、「エメラルドの丘」の歌詞の原稿は、2019年に福島市の古関裕而記念館で展示されたことがあるが、創作時期は不明とされ、古関の曲との関連も示されていなかったという。その後、刑部准教授は古関の所属レコード会社・日本コロムビアで「『エメラルドの丘』三鷹淳」と記された書類を見つけた。

 三鷹淳さん(87)はこの曲を歌った歌手で、刑部准教授は三鷹さん所有の資料で作詞、作曲者の記載を確認。コロムビアで録音テープも見つかった。三鷹さんは「金子さんは歌がお上手なので、現地・伊豆で行われたイベントで一緒に歌うことを提案したら、『今日は作詞家だから』と遠慮された」と当時を振り返った。

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2400121 0 音楽 2021/09/28 13:30:00 2021/09/28 15:28:44 2021/09/28 15:28:44 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210928-OYT1I50073-T-e1632805441119.jpg?type=thumbnail

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