15周年のZ旗祭、秀樹追悼コーナーも
完了しました
「ここでしか見られないZ旗」を合言葉にスタートしたZ旗祭が、今年、ついに7回目を迎えました。高取ヒデアキさん率いるZ旗は10人編成で、ロフトプラスワンの舞台には当然乗り切らない。無理やり座敷席をつぶし、メインステージからそっちに行ってみたり戻ってきたり。ああでもない、こうでもない、と試行錯誤を繰り返しながら、なんとなく位置も定まってきました。もう7年もやってきているのか、とビックリです。今年はそのZ旗が結成15周年。記念イヤーだからといって、決して手を緩めることなく(闇笑)、イベントをやってきました。
☆ヒデアキ感激!

まずは、「どうしても最初に歌っておきたい」という自作の難曲、動物戦隊ジュウオウジャー主題歌からスタート。続いて、放送中の「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」から、仕上がったばかりの新しい挿入歌「HERE WE GO」を歌っていただきます。こちらは、ルパンレンジャー側の歌。「絶対にうちにはパト側は来ない」とは高取巨匠の力強い名言です(笑)。お手伝いで、コーラスのうちやえゆかさんが駆けつけ、迫力ある歌を聴かせてくれました。
15周年を振り返り、15年先に思いを
一方、タカさんの「なんで俺のことをこんなに知っているんだろうと思った」という真に迫った「15の夜」は魂の叫び(爆)。兄弟ながら「涙そうそう」を選んだノブ君との差違はなにゆえ?(笑)うっちーさんの「ガラスのメモリーズ」が物
そして、今年前半の目玉は、追悼の思いを込めての西城秀樹コーナー。実はタカさん、リアルタイムで秀樹が好きで、「なんで自分の名前はヒデアキで、ヒデキじゃないんだ」と思っていたそうです。そして、声の質とか歌の方向性がすごく合ってるんですよね。ヒデキの歌もどれもこれも名曲ぞろい。どれを選ぶか迷いながらもこの3曲をセレクト。

まずは、「何も言うな」と言った直後に「何が見える?」と問いかける、すごい
私が名前を知っている世界で2人のベーシストのうちの1人、Toshi君が、もう1人のベーシストであるポール・マッカートニーの歌を歌うコーナーで「I saw her standing there」で1部は終了。休憩後の第2部はZ旗ライブからスタートです。タカさんが父祖の地である佐賀のために作った「勇気を出して~One for All, All for One」からスタートし、新曲や「アンチヒーロー」などを聴かせてくれました。
その合間に挟み込まれた「今年デビュー10周年を迎えたことが明らかになった歌手」が、実は私でした(爆)。ひょんなことから、書いた詞をタカさんに託し、気がついたら自分が「激流」というタイトルのムード歌謡を歌うことになっていたのが、ちょうど10年前の今頃でした。11月のデビューに向け、JAM Projectに同行取材したフランスやスペインのホテルで深夜に一人歌っていたことを懐かしく思い出す……と、そんな余裕をかましている場合ではなく、このために、うちやえゆか先生にレッスンをつけてもらい、ドレスを新調し(形から入るタイプ)、まあ、とにかく10年後の現時点、できる限りのことをして歌ったわけです。「激流」、今年はせっかくなのでお耳汚しは承知の上で歌っていこうかなあと思っております。まだCDあるしね(笑)。
☆可憐な紗花ちゃんにワイルドなクッシー

最初のゲストは、実はZ旗メンバーとはほぼ「はじめまして」だった
まずは、管楽器が似合う「ID-0」の熱唱からスタート。会場のPAさんがすっごく頑張ってくれてはいるものの、管楽器が真後ろ、弦やドラムスは座敷、と離れているので、音の状態はあまりよろしくない。だから「初めてだし、カラオケで歌ってもらった方が」という話も出ていたのですが、見事に生演奏で迫力ある歌を聴かせてくれました。
そこから、オリジナル曲に行く、わけがない(笑)。そこは340Presentsですから。せっかく来てくださったということで、プリキュアから「Tomorrow Song」。見事に仕上げてきてくださって感動ものでした。さらに、タカさんと2人の「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」をリクエスト。男性ボーカルの方は、オリジナルより円熟味あふれるものでしたが(笑)、素晴らしいデュエットを聴かせていただきました。
続いてのゲストは、串田アキラさんです。後半に大人のゲストがいると、本当にイベントが引き締まってありがたい限りです(笑)。串田さんには私の万感の思いをこめたリクエストで、まずは「チェイス!ギャバン」をお願いしました。管楽器がとても映える一曲です。今ほど「チェイス! ギャバン! ファイト! ギャバン!」という歌詞が胸に響く時はないような気がしています。続いても私のリクエストで、ジライヤから「空からひびく声」。あっくんのトランペットソロが空にしみいるような一曲でした。そして、YOFFYともまだ数えるほどしか歌っていないという「スペーススクワット」をタカさんと串田さんで。生演奏だと、さらに燃える一曲となりました。

そしてラストは巨匠の手によるあの少女アニメのメドレーで華やかに幕を閉じたZ旗祭。来年に向けて、また仕込みに入ります(鬼)。