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    舞台上はヒロインだらけ…特撮微熟女部祭2

    • 部員勢ぞろい
      部員勢ぞろい

     2回目の特撮微熟女部祭をやってきました。昨年、「美熟女」と銘打ってやったわけですが「自分で美と名乗るのも…」という話になり、微妙の「微」に変えてみたわけです。ところが、「美熟女」より「微熟女」の方が、検索をかけた時によからぬ映像に遭遇するケースが多い!というわけで、来年は「美熟女」に戻すかもしれません。「尾」じゃ、ジャシンカ祭になっちゃうし(笑)。いい「ビ」の字を知ってるという方、ぜひお知らせくださいませ。

     イベントのメーン出演者は、バイオマンからピンクファイブの牧野美千子さん、イエローフォーの田中澄子さん、チェンジマンからチェンジフェニックスの大石麻衣さん、マスクマンからイエローマスクの永田由紀さん、そして微熟女部部長の私(笑)。第1部は番組の衣裳風の服装で登場してもらいました。それぞれ独特のセンスの衣裳を再現するのは大変だったようですが、なんと、澄子さんは当時のそのまんまを着用。きれいに保管されているのもすごいし、それが今、入るのもすごい!! ちなみに、あの黄色いジャンパーは、Y岡アクション監督の私物で、「黄色だから」と衣裳に供出された、という真相も語られました。

     最初のゲストは、シンシア・ラスターの名前でアジアではお馴染(なじ)みの、ファラキャット役、大島ゆかりさん。華やかな衣裳での登場に、場が盛り上がります。大島さんはこのイベントのために、わざわざ九州から来てくださったのです。そして、大島さんを交えての、本日の見所であるアクション寸劇! 不肖私が台本を書かせていただきました。

    • なんと、Y岡さんのものだった衣裳
      なんと、Y岡さんのものだった衣裳
    • 大島さん、笑顔で登場
      大島さん、笑顔で登場

     ストーリーは……。澄子さんと麻衣さんが大島さんを取り合っているうちに、「何よ、フェニックスという名前なのに飛べないじゃない!」「飛べるわけないじゃない!あなたこそ武器のアーチェリー持ち歩いてないのに、どうやって戦うのよ」「持ってたら職質されるでしょ!」「職質が怖くて特撮ヒロインなんかやってられっか!」と実にくだらない(笑)口げんかに発展。困惑する大島さんの前で二人が華麗に互角の戦いを披露する。そこに大島さんが参入し、夢の対決を披露。さらに「七変化」をやっているかいないか、をめぐり、永田さんや牧野さんも加わっての対立となり、全員がもみあう大混乱の状態に。困った私が「誰かたすけて!」と叫ぶと、アニーの森永奈緒美さんが登場して、「アニーにおまかせ」を歌って場を収める、というものです。

    • 大島さんを取り合う二人
      大島さんを取り合う二人
    • 互角の戦い
      互角の戦い

     殺陣は、リハでピンクファイブの中の人でもあった竹田道弘さんがつけてくださいました。大島さんの殺陣は、ファラキャットが時を超えてプラスワンに降臨した感じ。さらに香港映画的な派手さも加わって格好いいの一語につきます。一方、確かアクションをやることに前向きだった大石、田中チームはだいぶ苦戦(笑)。何度やっても流れが途切れる殺陣に、竹田さんの厳しい指導が飛んでいました。でも、「大石が優勢、田中が優勢。それぞれ見せ場を作り、互角の戦い」と台本に1行で書いたト書きが、アクション監督の手でドラマに仕立て上げられていく場面は、ゾクゾクするほど感動的で、もうそこから本番にしてお見せしたいほどでした。竹田さん、言葉は厳しいけれど、なんというか、愛に(あふ)れているんですよね。澄子さんが2代目イエローに選ばれた時に、みんなで新人の澄子さんを2代目に仕上げようと仕込んだ、というエピソードを竹田さんは思い出されていましたが、きっとこのように厳しくも愛ある現場だったんだろうなあ、と思わされました。また、いつもは一般人のふりをしている皆さんが、台詞(せりふ)が入ると、当時を彷彿(ほうふつ)とさせる演技をしてくださり、特に麻衣さんのぷーっとふくれた顔とか、ちょっと感動しました。

    • 見事な大島さんの蹴り
      見事な大島さんの蹴り
    • 因縁の対決です
      因縁の対決です

     ところで、森永さんは今回が初の「祭」出演だったのですが、お仕事の関係で到着が開演した後。ごあいさつもできぬうちに、「混乱した舞台にあがって、いきなり『アニーにおまかせ』を歌う」というミッションを遂行していただいたのです。本当に、やっていただけてよかった(笑)。これで同世代が7人、舞台上に並んだ格好になります。番組が違っても、「同じ釜のメシ」を食った人たちと、夢中で見ていた私がトークを転がすという不思議で素敵(すてき)な場となりました。

    • アニーにおまかせ!
      アニーにおまかせ!
    • 蜂須賀さん登場
      蜂須賀さん登場

     続いて登場したのはミスターヒロインの蜂須賀祐一さん。ヒロインの重心についての説明などをしてくださいました。印象的だったのは「照れ」は絶対に失ってはいけないと強調されたこと。男性が女性を演じるのは照れ臭いですよね。きっとその照れを吹っ切らないと演じられないよね、と私たちがお尋ねしたところ、むしろ逆だと。そうか。その「照れ」や「恥じらい」が可憐(かれん)なヒロインを作るのか、と、反省しきりの微熟女部員です。

     さらに、清家利一さんが登場。今ではアクション監督もなさる清家さんが、このイベントのJAC勢では一番若手!というわけで、清家さん緊張の極み。あんなに小さくなっておとなしくしている清家さんを見られただけでも、このイベントの価値はあったのではないかと思います。

    • 楽しそうにトークがすすみます
      楽しそうにトークがすすみます
    • 緊張の清家さん
      緊張の清家さん

     ここで、お客さまが参加しての殺陣講座。清家さんが殺陣をつけたり、蜂須賀さんがからんだり、さらには大島さんがファラキャットに成りきって参戦したり、とかなり豪華。楽しんでいただけたのではないでしょうか。一部ラストのゲストは高取ヒデアキさんとSister MAYOさん。微熟女部員のリクエストに応え、戦隊挿入歌などを披露していただきました。

    • 微熟女に囲まれるTAKAさん
      微熟女に囲まれるTAKAさん
    • MAYOさんとTAKAさん
      MAYOさんとTAKAさん

    ヒロインソングにぶっちゃけトーク

    • 歌う2人
      歌う2人
    • 同世代が続々と
      同世代が続々と

     休憩をはさんでの第2部も、歌でスタート。ヒロインの皆さんがヒロインソングを披露してくれました。

     第2部に登壇したゲストは……。マスクマンからフーミンの久保田香織さん、バイオマンからピーボの野本奈穂子さん、キャット軍団の菊池香理さん。さらに、平成ヒロインのジェットマンからホワイトスワンの岸田里佳さんとギンガマンの宮澤寿梨ちゃん。女子だらけになったので、改めて楽屋から大島さん、森永さんにも登壇していただき、女11人によるぶっちゃけトークをしてもらいました。

    • 里佳さん登場
      里佳さん登場
    • 寿梨さん登場
      寿梨さん登場

    • 名乗る寿梨さん
      名乗る寿梨さん

     お題としては、まず「うちのレッド(あるいはうちの主役)」。牧野さんの「いつもレッドワン」という言葉も含蓄ありますし、森永さんの「昭和」というのもなるほど。里佳ちゃんの「まじめ」もその通りなのですが、このコーナー最大の名言は寿梨ちゃんの「え、ジェットマンってレッドいたんですか!?」でしょう。「え、だっていつもブラックが……」とごにょごにょ言っていましたが、お見事な一撃でした。そんな寿梨画伯のレッドについての一言は「まゆげ」でした。久保田さんの書いてくださった海津亮介さんの作るラーメンの絵もお上手でございました。

     二つ目のお題は、衣裳について。さすが、女子会、出るわ出るわ。毎回ファッショナブルな衣裳で登場していた里佳ちゃん以外は、ほぼ怨嗟(えんさ)の声でしたね。「早く替えたい!」という澄子さんの悲痛な叫びや、「もうちょっと何とかならなかったかな」という由紀さん。大島さんは、夏は暑く冬は寒かったとぼやいてました。さらに、森永さんの「スカート丈が短すぎ!」は、実に深い! 会場中の女子が「ですよね~」と思ったはずです。そしてここでの名言は野本さんの一言「超合金」(爆)。その通りです。ちなみにあの衣裳も夏は暑くて、塩をふくほどだったそうです。

    • 辻井さんと竹田さん
      辻井さんと竹田さん

     さらにステージに登場したのは、竹田さんと、イエローフォーの中の人だった辻井啓伺さん。竹田さん、呼ばれて出て行くのは恥ずかしいから、と直訴にこられて、なぜか3時間かけて作ったという「望郷じょんがら」の替え歌で登場。うーん、どっちが出づらいかは微妙なところだ(笑)。そして辻井さんは、グリーンだよズマスクで。バイオマンは初めて女性が2人になった戦隊。そこを強調する意味もあったのか、変身後のイエローとピンクが普通に会話する場面が多かったそうです。「ピンク、そうよね」と言いながら、ひとさし指を(あご)の辺りにあてるイエローみたいな場面が結構あったと辻井さん。言われてみれば、確かに多かった。それをリハで辻井さんと竹田さんが素面でやっていると、周囲から「気持ち悪いから面つけろ!」と言われ、「いつもリハから俺たちだけ面つけてたんです」と辻井さんの衝撃の告白(笑)。ちょっと想像して笑ってしまったのは内緒です。

    • アニーにおまかせ
      アニーにおまかせ
    • ジェットマン体操
      ジェットマン体操

    • キャット軍団も
      キャット軍団も
    • 歌う2人
      歌う2人

    • バイオマンチーム集合
      バイオマンチーム集合

     舞台上ヒロインだらけになったところで、全員参加での名乗りメドレー、そして主題歌を皆で合唱して、特撮微熟女部祭2は幕を閉じました。舞台上で「来年は」と軽口を部長が(たた)いた結果、来年も開催が決定しております。来年に向けて部員はアクション練習に励むはずですので、ぜひ皆さん、応援してあげてください。

     リポートが前後しましたが、富永研司さんの富永祭、近日アップします!

    2018年11月13日 15時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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