名シーンの原画・秘蔵資料一堂に…初の「約ネバ展」きょう開幕
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「週刊少年ジャンプ」の人気作品「約束のネバーランド」の連載完結を記念した初の展覧会「約束のネバーランド展」が11日、東京都港区の「六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー」で開幕する。2016年に連載が始まり、コミックスの累計発行部数が2500万部を超える「約ネバ」は、白井カイウさんの
藤田ニコルさん「エマの視点で怖さ感じられる」

開幕前日の10日には、会場でプレス内覧会が行われ、オープニングセレモニーには、モデルの藤田ニコルさんとお笑いコンビのオズワルド(畠中悠さん・伊藤俊介さん)の2人が出演した。

自ら、約ネバのファンを公言する藤田さんは、家から持参したコスプレ衣装で主人公・エマに扮して登場。オズワルドの2人は、普段から着ている白シャツにサスペンダーという衣装を約ネバ風にアレンジした。藤田さんが、「ちゃんとやっていないじゃないですか。普段とあまり変わってないですよ」と突っ込みを入れると、「ニコルさんの格好を見て震えました。ニコルさんより前に紹介して欲しかった」とコメントして会場を盛り上げた。
会場には、数多くの名シーンを描いた原画をはじめ、今回のために描きおろされたスペシャルエピソード、会場でしか見られない秘蔵資料など150点以上を展示。藤田さんは「内容がとても濃い。漫画を改めて読み返しているような気持ちになった」と振り返り、「作品に出てくる鬼が、立体でも展示されているのがとてもリアル。エマの視点で鬼の怖さを感じることができた。展示の最後の特別映像には涙が出そうになった」と感動を語った。

展覧会は2021年1月11日まで。日時指定入場制のため事前にチケットの購入が必要。問い合わせは東京シティビュー(03・6406・6652、受付時間10:00~20:00)へ。
読売新聞オンラインでは、約ネバの誕生秘話ともいえる担当編集者の貴重なインタビュー動画などを近く公開する。