「歩き読み」楽しんで!駅ビルに80mの漫画
完了しました
JR宇都宮駅西口の駅ビル「宇都宮パセオ」の2階に、栃木県内ゆかりの漫画家たちの作品が、お目見えした。約80メートルにわたる漫画が、通行客を楽しませている。
開業30周年記念事業の一環として、改装工事で設置中の仮囲いスペースを活用して企画された。展示されるのは、県内出身の漫画家3人と、文星芸術大の学生が描いた作品計16点。

漫画家3人の作品は、歩きながらストーリーを楽しめる構成になっている。宇都宮市出身の仔鹿リナさんが、宇都宮市中央卸売市場で働く仲卸業者を描いた「八百森のエリー」や、日光市出身の一葵さやかさんが、栃木のご当地アイドルを描いた「まろに☆え~る」などが並ぶ。学生たちは、イラスト作品を展示した。
宇都宮パセオの井口朋彦チーフ(32)は、「県内ゆかりの漫画家の作品を知ってもらうきっかけにしてほしい」と話していた。3月20日まで。