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鈴木敏夫氏の原点とアニメブーム振り返る「アニメージュとジブリ展」開幕

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 月刊アニメ雑誌「アニメージュ」を通して1970年代末から80年代の「アニメブーム」を振り返る「アニメージュとジブリ展」が、東京都中央区の松屋銀座で開かれている。スタジオジブリの代表取締役プロデューサー、鈴木敏夫さんの編集者としての側面に焦点を当てた企画で、時代を彩ったアニメに関する資料が盛りだくさん。アニメファンならずとも楽しめる内容だ。(読売新聞オンライン 長野浩一)

内覧会で笑顔を見せる「三鷹の森ジブリ美術館」シニアアドバイザーの高橋望さん(左)と声優の島本須美さん
内覧会で笑顔を見せる「三鷹の森ジブリ美術館」シニアアドバイザーの高橋望さん(左)と声優の島本須美さん

 15日の開幕前に開かれた内覧会では、ナウシカや「ルパン三世カリオストロの城」のクラリスなどの声優で、会場の音声ガイドを担当した島本須美さんや、展覧会を監修した三鷹の森ジブリ美術館シニアアドバイザーの高橋望さんらによるトークショーも開かれた。

 ナウシカの名台詞(ぜりふ)などを披露した島本さんは「見どころ満載の展示なので、何度も足を運んでもらいたい」と話した。高橋さんは「古い時代のことを扱っているように見えるが、今につながっているこの時代を知ることが、アニメ人生を豊かにする。ぜひ若い世代の人にも来てもらい、楽しんでほしい」と語りかけた。

ナウシカがまとった「風使いの腐海装束」を忠実に再現した展示物
ナウシカがまとった「風使いの腐海装束」を忠実に再現した展示物
「風の谷のナウシカ」の名場面
「風の谷のナウシカ」の名場面

 鈴木さんは1948年、名古屋市生まれ。慶応大文学部を卒業後、徳間書店に入社した。アニメージュには、1978年5月の創刊当時から参加。副編集長や編集長を務め、「風の谷のナウシカ」や「となりのトトロ」などの製作にも携わり、1985年のスタジオジブリ設立に加わった。1989年からスタジオジブリ専従となり、劇場作品のプロデュースを手がけている。

 展覧会では、初公開となる「風の谷のナウシカ」のセル画や、押井守監督作品「天使のたまご」の貴重な資料など約200点を展示している。

 「ナウシカへの道 一冊の雑誌から映画が誕生」のコーナーでは、鈴木さんがアニメージュの編集を通じ、アニメ界を代表する作家の高畑勲さん、宮崎駿さんに出会い、1982年2月号から誌面で原作マンガの連載が始まり、1984年に映画「風の谷のナウシカ」が誕生するまでの足跡を、作品の原画やレイアウトなどの貴重な資料や、当時の誌面を通じて紹介。劇中に登場する「風使いの腐海(ふかい)装束」を忠実に再現した造形作品も目を引く。

 「加速するアニメブーム 拡大するアニメージュ」のコーナーは、歴代の表紙や、市販品よりもこだわったグッズや冊子、ポスターなどの付録などを展示。ファンとの交流イベントやラジオ番組、レコードやビデオ、文庫本の刊行など、雑誌制作の枠を超え、鈴木さんが主導するアニメ作品づくりにまで活動範囲を広げるなど、活気に満ちた当時を振り返る展示内容だ。

アニメージュの付録
アニメージュの付録

 「ガンダムが変えた歴史」のコーナーでは、1979年4月に放送が始まったテレビアニメ「機動戦士ガンダム」を手がける美術、デザイン制作陣や作品に命を吹き込む声優らを特集した当時のアニメージュ誌面を再現し、ガンダムブームをどう伝え、ファンがどう受け止めたのかを振り返る。また、初期の「ガンプラ(ガンダムのプラモデル)」で名シーンを表現したジオラマなど、ファンの心をつかむ演出もある。

 会場内には撮影スポットが設けられ、オリジナルグッズも販売。同じフロアのカフェでは、展覧会を記念したコラボメニューも販売する。5月5日まで。午前10時半~午後7時半。日時指定制。一般1500円、高校生1000円、中学生800円、小学生600円。詳細は公式サイトへ。

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1990330 0 サブカル 2021/04/16 18:00:00 2021/04/16 18:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210415-OYT8I50042-T.jpg?type=thumbnail

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