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ロボット・戦車・RCカー…静岡が誇る「地場産品」、世界的品不足に

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 新型コロナウイルスの影響から自宅で過ごす時間が増える中、静岡が誇る地場産品でもあるプラモデルの人気が高まっている。新たなファンを開拓しようと、県内の各メーカーが個性豊かな商品を展開している。(金城文)

5月に開かれた国内最大級の模型見本市「静岡ホビーショー」では、各メーカーの主力商品が登場した(静岡市駿河区のツインメッセ静岡で)
5月に開かれた国内最大級の模型見本市「静岡ホビーショー」では、各メーカーの主力商品が登場した(静岡市駿河区のツインメッセ静岡で)

■SNSで交流

 「ハセガワ」(静岡県焼津市)では、クリエイターの小林和史さんがデザインしたロボット「メカトロウィーゴ」シリーズが好調だ。コロナ以前と比べて、1・2倍ほどの売れ行きという。

 丸みを帯びてかわいらしいフォルムが、女性や子どもから支持されている。パーツが少なく、接着剤を使わないため、初心者も組み立てやすい。2015年の発売以来、色違いや限定品など20種類以上が出ている。

 SNSと相性が良いのも特徴だ。プレーンなデザインから想像力を働かせ、着色や改造で好みのメカトロウィーゴを作る愛好家も少なくない。写真をツイッターに投稿し、交流する場も生まれている。

 ハセガワは世界的な航空機のプラモデルメーカーとして知られる。ネジの位置一つにもこだわる細やかさでファンを魅了する中、メカトロウィーゴを投入した。長谷川勝人社長は「高齢化や趣味の多様化で、業界自体はシュリンク(縮小)している。新たなファンを掘り起こす努力を続けないといけない」と強調する。

■アニメファンも

 「プラッツ」(静岡市清水区)は、アニメ「ガールズ&パンツァー」に登場する戦車のプラモデルが売れている。茨城県大洗町を舞台に戦車を使った武道「戦車道」を学ぶ女子高校生を描いた作品で、主人公やライバル校の生徒らが史実の戦車を大迫力で乗り回す。

 人気商品は、主人公が乗るドイツ戦車「プラッツ ガールズ&パンツァー 1/35 4号戦車D型改(H型仕様) あんこうチーム 劇場版です!」(税込み7480円)だ。5月のホビーショーでお披露目されたライバル校のイタリア戦車「P40型重戦車」のモデル(税込み5720円)は9月に発売予定で、多くの予約が入っている。

 アニメをきっかけにプラモデルの面白さを知り、ほかの戦車模型を作り出す人もいるという。営業担当者は「パイが広がっている」と手応えを感じている。

■親子で楽しむ

 「タミヤ」(静岡市駿河区)ではRCカーが売れ筋で、特に往年の名車「1/10RC ホーネット」(税込み1万780円)が注目を浴びている。車体が軽量で強度が高く、オフロードもOKなのが魅力で、土煙を上げて疾走する姿は圧巻だ。

 「ミニ四駆」の人気も根強い。「エレグリッター(VZシャーシ)」(税込み1320円)は近未来をイメージしたフォルムで、眺めても走らせても楽しい。

 広報担当の三輪一正さんは「コロナ下で親子で過ごす時間が増え、RCやミニ四駆を一緒に楽しむケースも増えている」と語る。一方、外出自粛によるプラモデル需要の高まりで世界的な品不足が起きているといい、「製品の安定供給を目指して、これまで以上に生産体制の拡充に取り組んでいく」と話した。

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使い方
2299328 0 サブカル 2021/08/20 01:05:00 2021/08/20 01:05:00 2021/08/20 01:05:00 5月に開かれた国内最大級の模型見本市「静岡ホビーショー」。会場には各社の主力商品が並んだ(静岡市駿河区のツインメッセ静岡で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210819-OYT1I50030-T.jpg?type=thumbnail

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