新旧の要素が混在、獅子に乗った文殊菩薩画の修理始まる…「紡ぐプロジェクト」

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「絹本著色文殊菩薩像」の修理について説明を受ける上品蓮台寺の高井隆成住職(左から2人目)ら(31日、大阪市立美術館で)=大石健登撮影
「絹本著色文殊菩薩像」の修理について説明を受ける上品蓮台寺の高井隆成住職(左から2人目)ら(31日、大阪市立美術館で)=大石健登撮影

 文化庁、宮内庁、読売新聞社による「紡ぐプロジェクト」で、今年度の文化財修理助成事業の対象となった上品蓮台寺じょうぼんれんだいじ(京都市北区)所蔵の重要文化財「絹本著色けんぽんちゃくしょく文殊菩薩ぼさつ像」の修理が31日、寄託先の大阪市立美術館(大阪市天王寺区)で始まった。

 獅子に乗った文殊菩薩が描かれた仏画で、鎌倉時代の制作とされる。文殊菩薩が経巻を握りしめる姿は平安時代の仏像に見られる特徴だが、面長の顔立ちや彩色は中国の影響をうかがわせ、新旧の要素が混在する珍しい作品だという。

 修理は1938年以来、約80年ぶり。この日は絹が浮き上がった部分を新たなのりで下地に接着し、細くした和紙を使って一部を裏から補強するなどした。作業は9月3日までの予定。

 上品蓮台寺の高井隆成りゅうじょう住職は「修理技術者の方々の細かい技術に支えられて、未来に伝えていけるのだと実感した」と話した。

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1445591 0 紡ぐプロジェクト 2020/08/31 23:00:00 2020/08/31 23:54:26 上品蓮台寺蔵の重要文化財「絹本著色文殊菩薩像」修理の説明を受ける高井隆成住職(左から2人目)(31日、大阪市天王寺区の大阪市立美術館で)=大石健登撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/08/20200831-OYT1I50068-T.jpg?type=thumbnail

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