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俳優の野村昭子(のむら・あきこ、本名・増見昭子=ますみ・あきこ=)さんが1日、自宅で死去していたことが確認された。95歳だった。
東京都出身。1949年、俳優座養成所に入り、その後、俳優座の舞台などで活躍。黒沢明監督の映画「赤ひげ」にも出演した。

66年、NHK連続テレビ小説「おはなはん」の演技で強烈な印象を残した。その後も、テレビ朝日系「家政婦は見た!」シリーズなどに出演、TBS系「渡る世間は鬼ばかり」では料理屋「おかくら」の従業員役など、庶民的な役柄を演じて親しまれた。2011年に第19回橋田賞特別賞を受賞。夫は俳優座の演出家だった増見利清氏(2001年死去)。