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    吉野家8年ぶり赤字…4割を「セルフ式店舗」に

    • 記者会見で決算内容を説明する吉野家HDの河村社長(5日、東京都内で)
      記者会見で決算内容を説明する吉野家HDの河村社長(5日、東京都内で)

     吉野家ホールディングス(HD)は5日、2018年8月中間連結決算で、最終利益が8億5000万円の赤字になったと発表した。中間期の赤字は8年ぶり。主力の牛丼販売が堅調で、売上高は前年同期比2・7%増の1003億円となったものの、人手不足に伴う人件費の増加や牛肉など原材料費の上昇が響いた。

     中間期の連結売上高が1000億円を超えたのは初めて。同社は人件費の抑制に向け、客が自分で料理を運ぶ「セルフサービス式」の店舗を、約1200店ある吉野家の約4割で導入する方針を明らかにした。河村泰貴社長は5日の記者会見で「未曽有の人手不足の中(業績改善に)取り組んできたが、目指していた数字に届かなかった」と述べた。

     営業利益は5500万円の黒字を確保したが、前年同期の約21億円から97%も減った。アルバイトの時給上昇に加え、採用後の従業員教育などの費用がかさみ、売上高に占める人件費の割合は前年同期比0・4ポイント高い32・5%となった。人件費の増加分だけで、営業利益で約3億円の減益要因になった。中国などで牛肉の需要が高まった結果、米国産牛肉の価格が高騰し、原材料費の負担が約10億円増えたことも響いた。

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    2018年10月05日 22時59分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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