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    ファーウェイ、米中火種に…CFOカナダで拘束

     中国政府とつながりの深い通信機器大手「華為技術」(ファーウェイ)の創業者一族の幹部が、米国の要請を受けてカナダ政府に身柄を拘束された。米中は、今月1日の首脳会談で貿易摩擦の解消に向け、合意したばかり。今後の対応次第では、再び緊張が高まり、貿易協議に水を差す恐れが出てきた。

     ファーウェイによると、孟晩舟モンワンジョウ・最高財務責任者(CFO)はカナダ・バンクーバーの空港で、飛行機の乗り換え中に拘束された。カナダ紙によると、孟氏にかけられた容疑は、米国の対イラン制裁法への違反だ。違反が認定されれば、米政府はファーウェイに対し、米国企業との取引を禁止する制裁を科すとの見方が強い。

     トランプ米政権は、安全保障上の脅威を理由に、中国の通信機器大手を排除する動きを進めてきた。米商務省は4月、中国の中興通訊(ZTE)が対イラン・北朝鮮制裁に絡む合意に違反したとして、米国企業との取引を7年間禁止した。経営危機に直面したZTEは、巨額の罰金支払いなどと引き換えに、制裁解除に持ち込んだ。

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    2018年12月07日 08時47分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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