米中次官級協議、米製品の輸入拡大に向け進展か

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 【北京=鎌田秀男、ワシントン=山本貴徳】中国政府は10日午前、北京で7~9日に開いた米国との次官級貿易協議に関する声明を発表した。貿易問題や構造問題について「広範で深くかつ綿密な討論」を行い、「問題解決のための基礎を築いた」としている。具体的な合意内容には触れなかったが、米製品の輸入拡大に向け、一定の進展はあったとみられる。

 中国側の発表に先立ち、米通商代表部(USTR)は9日、「公正で互恵的、均衡のとれた貿易関係を達成する手段について議論した」との声明を出した。米国の対中貿易赤字の縮小を目指し、「中国が大量の農産品、エネルギー、工業製品などを購入する約束」について話し合ったという。

 最大の対立点となっている中国の知的財産権の保護強化やハイテク政策を巡っては、歩み寄りが進まなかった模様だ。米側は、中国に進出した米企業に対する技術移転の強要や知的財産権の侵害、サイバー攻撃を念頭に置いて、中国に構造改革を求める考えを改めて伝えた。米側は、合意内容を確実に実行するための「協定を結ぶ必要性」も提案した。これまで、貿易摩擦の解消につながる合意を結んでも中国が守ってこなかったとの不信感が背景にある。

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925 0 経済 2019/01/10 13:59:00 2019/01/21 11:58:23 2019/01/21 11:58:23

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