日立、英原発計画を凍結へ…損失2千億円計上か

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 日立製作所は、英国で進めている原子力発電所の建設計画を凍結することに伴い、今年度中に2000億円規模の損失を計上する方向で最終調整に入った。凍結の期間は未定で、事実上の撤退となる公算が大きい。有力な輸出案件がなくなることで、日本の原子力政策は見直しを迫られることになる。

 日立は昨年12月中旬に米国で開いた取締役会で、計画の凍結を事実上決め、日英両政府にも水面下で方針を伝えていた。今月10日の日英首脳会談でも建設費の追加支援について進展がなかったことから、来週開く取締役会で凍結を正式に決める予定だ。

 日立は英中西部に原発2基を建設し、2020年代前半の運転開始を目指していた。資金面では、総事業費3兆円超のうち2兆円を英政府が融資し、9000億円を日立や日英企業などが出資する枠組みだった。

 しかし、建設費が現在の3兆円超からさらに膨らむことへの懸念や、英政府が欧州連合(EU)からの離脱問題を巡り不安定な状況にあることなどから、出資企業集めが難航していた。日立は今後、別の枠組みで計画を再開できないか、英政府との交渉を続ける。

18913 0 経済 2019/01/11 19:56:00 2019/01/21 12:03:41 2019/01/21 12:03:41

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