中国の対米黒字が過去最大、昨年17・2%増

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 【北京=鎌田秀男】中国の税関当局が14日発表した2018年の貿易統計によると、米国への輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、3233億ドル(約35兆円)の黒字だった。黒字額は前年(2757億ドル)より17・2%も増え、過去最大を記録した。貿易摩擦の緩和に向けた中国と米国の協議に影を落とす可能性がある。

 18年の中国から米国への輸出額は前年比11・3%増の4784億ドル(約51兆円)と大幅に増えた。米国は中国の対米輸出を減らそうと、7月以降、中国製品の関税を引き上げた。だが米国の思惑とは裏腹に、関税が引き上げられる前に駆け込み的に輸出する動きが増えた。

 一方、輸入額は0・7%増の1550億ドル(約16兆円)にとどまった。中国企業が政府の意向をくみ取り、大豆など米国製品を避け、他国から代替輸入する動きもあったようだ。税関当局の李魁文報道官は14日の記者会見で、「貿易黒字の拡大は、両国の発展レベルが異なることと、両国経済の補完性を表している」と説明した。

 中国全体の18年の輸出額は前年比9・9%増の2兆4874億ドル(約268兆円)、輸入額は15・8%増の2兆1356億ドル(約230兆円)と、いずれも過去最大を更新した。貿易収支は3517億ドル(約38兆円)の黒字と、17年(4195億ドル)から16・2%縮小した。

19696 0 経済 2019/01/14 23:40:00 2019/01/21 12:17:38 2019/01/21 12:17:38 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190114-OYT1I50042-T.jpg?type=thumbnail

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