訪日客の国内消費、過去最高の4兆5千億円に

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 観光庁は16日、2018年に日本を訪れた外国人が国内で使った金額は、4兆5064億円だったと発表した。過去最高だったものの、訪日客1人当たりの消費額は近年落ち込んでいる。政府が掲げる20年に8兆円という目標に向けて、消費の喚起策が欠かせない。

 18年の訪日客数は3000万人を初めて突破して3119万1900人となった。20年に4000万人という目標も視野に入る。

 これに対し、訪日客1人当たりの消費額は近年、低迷している。中国などからの訪日客が大量に家電製品や日用品などを購入する「爆買い」が注目された15年は約17万6000円だったが、18年には15万3000円だった。国内消費を重視する中国政府が16年以降、海外で購入した商品を持ち込む際の関税を引き上げたことなどが要因とみられる。

 1人当たり消費額は、日本から遠い地域からの観光客が多額になる傾向がある。18年の実績を国・地域別で見ると、オーストラリア(24万2000円)、スペイン(23万7000円)、イタリア(22万4000円)などと続いた。

 このため、観光関係者はアジア圏に加え、欧米や豪州などからの誘客に力を入れる。日本政府は今年7月から、地域のお祭りなど期間限定の催しに、外国人を対象にした免税店を出店できるようにする予定だ。観光庁の田端浩長官は16日の記者会見で「訪日客の滞在を長くし、地域を体験してもらうとともに物品を買っていただくことが大事だ」と話した。

32578 0 経済 2019/01/16 20:37:00 2019/01/21 12:28:18 2019/01/21 12:28:18

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