米テスラ、従業員7%削減…経営合理化を強化
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【ニューヨーク=有光裕】米電気自動車(EV)大手テスラは18日、従業員を約7%減らすと発表した。販売価格を抑えた主力セダン「モデル3」の生産台数を増やすため、経営合理化を強化し、持続的に利益を確保できるようにする。
人員削減の規模は3000人を超える見通しだ。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は18日、社員向けの電子メールで「ガソリン車に価格面で対抗できる車やバッテリーを作らなくてはいけない。残念ながら他に選択肢はない」と説明し、理解を求めた。最も安い車でも4万4000ドル(約480万円)と価格が高く、米政府の減税措置が2019年末にかけて縮小されることも、合理化を避けられない理由に挙げた。