米中摩擦 週明け再協議…知財保護や農産物取引

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 【ワシントン=山本貴徳、北京=鎌田秀男】米中両政府は週明け11日から、北京で貿易協議を再開する。知的財産権の保護や両国の貿易不均衡の是正などが焦点になる。3月1日の期限までに協議がまとまらない場合、関税引き上げで貿易摩擦が再び激化するため、市場関係者の注目も高まる。

次官級・閣僚級

 米ホワイトハウスによると、11日からの次官級協議には、米通商代表部(USTR)のゲリッシュ次席代表らが出席する。財務省、農務省、商務省、エネルギー省の幹部も参加し、中国による農産品の輸入増や一層の市場開放、為替政策などが議題になる見込みだ。

 14~15日には閣僚級協議を行う。米国からは協議の責任者であるライトハイザー・USTR代表とムニューシン財務長官が参加する。中国の商務省も9日、閣僚級協議に、劉鶴リウフォー副首相が参加すると発表した。

 米国は中国による国有企業への過剰な補助金や米企業に対する技術移転の強要、サイバー窃盗などにおける改善を要求している。

 これまでの協議で中国は、米国産大豆の輸入増を提案するなど、米国の貿易赤字削減に協力する姿勢を示してきた。一方、知的財産権の保護などで合意に反した際の罰則を導入するという米国の提案について中国は難色を示しているとされ、協議が難航する可能性がある。習近平シージンピン国家主席との首脳会談に意欲を示してきたトランプ米大統領は7日、「(会談の)予定はない」と慎重姿勢に転じた。

 3月1日までに協議がまとまらない場合、米国は2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品にかける追加関税を10%から25%に引き上げる。貿易摩擦の再燃を懸念し、8日のニューヨーク株式市場は、売り注文が膨らみ、ダウ平均株価(30種)の終値は3日連続で値下がりした。

438236 1 経済 2019/02/10 05:00:00 2019/02/10 05:00:00 2019/02/10 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190210-OYT1I50023-T.jpg?type=thumbnail

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